父を想う

今日は父の祥月命日でした。
早いもので、父が亡くなってからまる3年の月日が経ってしまいました。

お天気が良かったので、ハイキングの好きだった父にならって
歩いてお墓参りに行ってきました。
我が家から車だと10分ほどで行ける霊園も、歩きだと1時間ちょっとかかりました。
何しろえんえんと上り坂を1時間も歩くので、行き着いた時にはぐったりとしてしまいました。
お花とお線香をお供えし、手を合わせてきました。

c0149408_19522068.jpg 私の父は、私のことをとても可愛がってくれました。
 今でも思い出すのは、私の高校入試の発表の日のこと・・・・
 第一志望の発表の日、合格したことを電話で伝えると
 なんと、父は電話の向こうでおいおいとうれし泣きをしてるでは
 ありませんか!!
 そして、その夜仕事から帰ってきてからも『良かったな~良かったな』と
 またまた嬉し泣きでした。
 また、高校・大学と自宅から1時間半以上かけて通っていた私を
 みかねて学校から1時間以内のところに住んでいた叔母が
 ここから通ったらと言ってくれた時も、がんとして許してくれませんでした。
 私が家に居なくなるのが嫌だったよう。
 結局 私は高校・大学・そして社会人になっても叔母の家に下宿することは
 なく、まして一人暮らしなどさせてもらえませんでした。


そして、もう一つ私の友人たちの間で語り草になっていることがあります。
それは、社会人の時に友人たちと軽井沢へ旅行に行く時のこと。
上野発の列車に(その頃はまだ新幹線などなく・・・・)乗って発車を待っていた時です。
私たちのほう目掛けて走ってくる人が・・・・なんと父が会社を抜け出し
ケーキを買って駅まで見送りにきたのでした。
娘が友人と1泊の旅行に行くだけなのに、会社を抜け出して見送りにくるなんて!!
私は嬉しいよりも、恥かしさのほうが先にたって、父にろくにお礼も言えなかったのでした。
この話は、友人たちと父の話になると、『あの時、タワラジェンヌのお父さん、
ケーキ持って来たよね!!』という話になるのです。

c0149408_2022184.jpg
私は、今思うと、母とよりも父と何かをするということが
多かったように思います。父がライフワークのようにしていた陶芸も、初めて習いに行った時、私も一緒に習いました。お互いの会社帰りに陶芸クラブで待ち合わせ、一緒に作陶するのが楽しかったな・・・・
また、母が亡くなって父だけになってからですが、父の陶芸と私のトールペイントの作品とで、『父と娘の二人展』なんてのも2回ほど開き、沢山の方に見て頂きましたし旅行も、母とは一度も2人で行ったことがないのですが、夫と3人ではありましたが父の故郷である石川に行ったり、海外旅行に行ったり、沢山の思い出を作りました。


そんな思い出の一つ一つが走馬灯のように浮かんできて
今日は1日父を想って過ごしました。
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Commented at 2012-10-13 22:21
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2012-10-13 22:28
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by pinky at 2012-10-13 22:34 x
タワラジェンヌさん、こんばんは。

素敵なお父様でいらしたんですね。
一人娘のタワラジェンヌさんをとても可愛がっていらした様子が目に浮かびます。

>嬉しいよりも、恥かしさのほうが先にたって、父にろくにお礼も言えなかった・・・
このお気持ちお察しします。
でもタワラジェンヌさんは、その後ちゃんとお父様へたくさんの
楽しい思い出をプレゼントされたんですね。

『父と娘の二人展』だなんて、なんて素敵なんでしょう。
お父様の照れたような笑顔が見えるようです。
1時間もかけてのお墓詣り、お父様もとてもお喜びのことと思います。
Commented at 2012-10-13 22:44 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by eintropfen at 2012-10-14 04:31 x
すてきなお話です。 すてきなお話をわけていただきありがとうございます。私も、娘と息子にいい思い出をたくさんつくってあげたいです。
Commented by tawrajyennu at 2012-10-14 11:21
★鍵コメさん
ブログ、見ましたよ。
どんな風に出来上がっていくのか楽しみに覗きます。
早速お気に入りに入れました。
Commented by tawrajyennu at 2012-10-14 13:18
★pinkyさん
こんにちは!
私には兄が一人いるのですが、やはり一人娘は
可愛いかったようで、父には兄より可愛がってもらいました。

この語り草になっている話はもう今から30年以上も
前の話なのですが、未だにその頃の友人と会うと
話に出るのですよ。
若いころってこういうことに対して素直になれないんですよね。

父は母ともf『二人展』をしていました。
父が陶芸、母が七宝焼きや墨絵を展示して・・・・
残念ながら、私はその頃もう奈良に来ていて
二人の展覧会は一度も見ていないのです。
今思えば、無理してでも見に行けばよかったなと思います。

昨日はお墓参りから帰って、ちょっと椅子に座ったら
そのまま2時間もお昼寝をしてしまいました。
Commented by tawrajyennu at 2012-10-14 13:24
★鍵コメさん
娘というのは父親にとって可愛い存在なのでしょうけど
娘にとっては、必ずしも・・・というところがあるのだと
思います。
父親のことが嫌な時期ってありますものね。
きっと鍵コメさんは、お父さまに対して素直になれないうちに
亡くされたので、そんなお気持ちのままなのかも
しれませんね。
でも、きっとお父さまは、わかってらっしゃったのでは
ないかしら?とそんな気がしましたよ。
Commented by tawrajyennu at 2012-10-14 13:27
★eintropfenさん
素敵なお話と言って頂けて嬉しいです。
親子でいられる時間って限られていると思うので
その時間を大切にしたいですね。
Commented by kinnnikumans at 2012-10-14 18:28
タワラジェンヌさんこんばんは^^
とても素敵なお話を聞かせて下さってありがとうございます。
私も父から一番厳しく育てられ、一番期待され、
でも、一番2人で遊んでもらったような気がします。
タワラジェンヌさんのお父様のお話、とても感動しました。
タワラジェンヌさんの事を本当に大事に大事に
育ててこられたのですね。温かいお父さん。。。
旅行の時の見送りに会社を抜け出してきてくれた
お父さん。娘としては少し恥ずかしいけれど、
でもその優しさが苦しくなるほど、嬉しいですよね。
私は親子遠足や、授業参観は父が来てくれていたので
保護者が帰る時、さみしくて隠れて泣いていました。
お父さんに見つかったら叱られる!とびくびくすることも
沢山あったけど、本当に良く遊んでくれて、
色々教えてくれた父でした。
就職が決まった時、一番喜んでくれたのは父でした。
タワラジェンヌさんのお話を読んでいて、なんだか
自分も色々思い出して涙が出てきました。
自分が子育てしているうちに、
ふとした時、親がすごく年をとっていそうで
それが時々ものすごく悲しい気持ちになるのです。
仕方ないのですが・・・まだまだ一緒に何かしたいなぁと
思ってしまって。
Commented by kinnnikumans at 2012-10-14 18:29
タワラジェンヌさんとお父様が一緒に作った作品、
宝物ですね。
タワラジェンヌさんのこの想い、お父様にも届いていますね。
娘からの、最高の贈り物だと感じました。
最後のお写真、すごくいいですね^^
タワラジェンヌさん綺麗です~\(^o^)/
Commented by クロはち at 2012-10-15 13:42 x
お父様との写真・・・ 
お二人とも 御縁があって  不思議・・・
天国から見て頂いてるかな?
Commented by tae at 2012-10-16 22:54 x
こんばんは。お父様とのとてもいい思い出・・、読んでて胸にジーンと、くるものがありました。本当に仲の良い父娘だったのですねー。娘と一緒に陶芸に行ったり二人展をひらいたり、洒落てて素敵なお父様ですね。タワラジェンヌさんが奈良に嫁がれた時は寂しかったのではないですか?それにしてもお母様も七宝焼きや墨絵をなさったり、芸術一家ですね。タワラジェンヌさんが今、何でもお出来になるルーツがみえましたよ。お父様との写真もステキです。
Commented by tawrajyennu at 2012-10-18 22:26
★ジャックちゃん
こちらからもこんばんは!
お返事が遅くなってごめんなさいね<(_ _)>
ジャックちゃんもお父さまには厳しくも可愛がられて
育ったのね。
ブログや今回のコメントをを読んでいてとても感じましたよ。
父は長男である兄には厳しかったけど、私には
とても甘い父でした。
でも、その父が、夫との結婚に際しては私に
内緒で後押ししていたのだから驚きでしょ?
どういう心境だったのか、亡くなる前に聞いておけば
よかったなあ・・・・
だって、叔母の家に下宿するのも駄目だった父が
関西へ行くのが分っていて夫に結婚を勧めていたんですものね。
だから、老後は関西でと決めたのかもね。
私は両親が関西に来てくれたお陰で、少しは
親孝行できたから良かったなと思っています。
そうそう、ふとしたことから親が年をとったなって
感じることあるよね。
特に晩年の父は、親子関係が逆転したみたいに
私のことをたよりにしていたようなところがあって
あ~年を取るということはこういうことなんだなって
思ったことが沢山ありました。
頼っていたのが頼られるようになったということが
ちょっとショックでもあったよ。

Commented by tawrajyennu at 2012-10-18 22:29
★ジャックちゃん
続きです。
父の陶芸と私のトールペイントで『二人展』が出来たことは
一生の思い出になったと思っています。
その父の作品もみんな父は人に差し上げちゃって
手元にはほとんど残っていないんですよ。
最後の写真、良いですか?
この時、私けっこうスリムでしたね~最近貫禄がでちゃって(笑)
この頃に戻りたいわ。
Commented by tawrajyennu at 2012-10-18 22:32
★クロはちさん
こんばんは!お返事が遅くなってすみません。
ほんとにそうですよね。クロはちさんが父のことを
知っていると聞いた時には本当にびっくりしました。
ご縁があったんですね~
きっと天国から見て、父も驚いていると思います。
Commented by tawrajyennu at 2012-10-18 22:37
★taeさん
こんばんは!お返事が遅くなってごめんなさいね。
何故か思い出すのは父とのことが多いんですよ。
何故かしらね~母とも一緒に習い事とかしたことは
あったんですけどね。
それがね~私の結婚は父が後押ししたようなものなんですよ。
以前、ブログにも書いたのですが、父が私に内緒で
夫に(まだ結婚してないから夫ではないけどね)
電話して『そろそろ決めてもいいんじゃないかい?』って
言ったんですって。叔母の家に下宿するのも許さなかった父がおかしいでしょ?
きっとこれを逃すと結婚しないかもって思ったのかもしれませんね。
夫にはいい迷惑だったかも(笑)
Commented by monika914 at 2012-10-24 05:18
お父様との思い出話、とっても心が和みます。
親の愛情って 自分が大人になってからの方がしみじみ感じるものなのかもしれませんね。
自分が子供の頃は時には疎ましくさえ思ってしまったりで。
父親って愛情表現(特に娘に関して)が下手な人が多いと思うんですが、お父様は一生懸命それを行動に表わしたのではないかしら。
私の父はまだ健在ですが、年取ると共に頑固で意地っ張りになってしまいました。
ですから帰省しても私は父より母とのんびり話す事が多く、ちょっと父に申し訳なく思います。
Commented by tawrajyennu at 2012-10-24 15:15
★もに香さん
こちらにもコメントありがとうございます。
そうですね~自分が親になって子育てしていくうちに
親の愛情ってありがたいものだと感じることが多くなりますね。
特に思春期のころは、うっとうしいと感じることが
私にもありました。
もに香さんはまだご両親がご健在なのですね。
私は、18年前に母を亡くしたのですが、父より
長く仕事をしていたので、なかなか一緒に出かけることもなく母が亡くなったので、もっと一緒の時間を
持てばよかったなと、それが残念です。
by tawrajyennu | 2012-10-13 20:28 | 日常のこと | Comments(19)

大阪の中心地から電車で30分もかからないところに住んでいますが、周りは何故か田んぼに畑・・・・『トカイナカ』都会に近い田舎に住むタワラジェンヌな私の日常を綴っています。


by tawrajyennu
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