日帰りバス旅行 その1

ある日・・・いつも利用しているスーパーから
DMが届いていました。
が、開けることもせずに1週間ほど放置。
でも、何のお知らせかなと開けてみたところ、なんと
日帰りバス旅行ご招待のお知らせでした。
ご優待ではなく、ご招待ということは、ただ?無料ってこと?

よく読んでみると、本当にご招待でした。
行き先は・・・菊正宗記念館と有馬温泉、とお決まりの宝石工房
そして、お昼は中華料理が食べられると書いてありました。
菊正宗記念館も有馬温泉も行ったことがないところなので
友人を誘ってみようと思い、連絡しました。
一緒に行く友人は3人までだったら6700円で行けるそう。
割る2だったら3350円で行けますものね。
宝石工房は行きたくないけど、ただだから、そこは我慢、我慢!
目の保養をしてきましょう。

ところが・・・な、な、な~んと友人にも同じ招待状が来ていました。
ということは、誰も誘わず2人で行けば、1日遊んで中華料理食べてただ
即、申し込みましたよ。

さて、当日はお天気もよくお出かけ日和でした。
朝ちょっぴり早い集合でしたけど、夫が送ってくれました。
この日は全員で41人だとか、ところが出発時間になっても
2グループ4人が来ていませんでした。
規定により、5分だけ待つとのことでした・・・が結局来ませんでした。
いくら招待&優待旅行とはいえ、来れなくなったのなら
連絡を入れるべきですよね。

5分遅れで出発進行です。
まず一番に行ったのは、宝石工房。ここは2回目かな。
こういうバス旅行には必ずといっていいほど、組み込まれてますね。
ダイヤと真珠の取扱量は日本一の会社の工房&ショップ。
こんな時に何万もするものを買う人がいるんだろうか?と思うのですが
それがいるんですよね~必ず。
この日も、即店員さんを捕まえてお目当てのものを買っている方がいました。
ここでは、説明40分、買い物時間50分なのですが・・・・
買う気のない私たちは、時間が余って、余って仕方ありませんでした。

次に行ったのは、『菊正宗酒造記念館』
菊正宗酒造は、万治2年(1659年)に神戸・御影の地で
創業し、350年の歴史を持つ老舗で、辛口一筋にこだわって
酒造りをしてきたところです。
辛口にこだわるのは、それが料理をおいしく味わうための
食中酒に最適だからだそうです。

こちら、記念館の入り口の長屋門


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こちら、門を入ってすぐの所にある井戸
蔵元には必ず1軒に1つ井戸があったそう


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右端に日本酒の蔵元なのに、ビールっ腹の方がいますね。
この菊正宗酒造記念館の館長さんなのですが、
お話がとっても面白いんですよ。
ここに入る前に、ツアコンの方から、
『説明役の方が2人いますが1人は超真面目な方、
とにかく真面目ですからそのおつもりで・・
もう1人は超面白い方です。どちらが当たるかはお楽しみ!』
と言われました。
こそっとツアコンの方に尋ねたら、『今日は当たりですよ~
面白いほうの方です。』と教えてくれました。



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左端にちょっと見えている看板はこちら ↓
かなり大きな看板で1枚板だそう、今ではこんな大きな
1枚板の看板は作れないそう。
阪神淡路大震災の時に、右下が欠けてしまったそうですが
映画などで、昔のもののようにみせる技術を使って直したそうです。
右下がちょっと色が変わっているのが分かりますか?


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さて、酒蔵の中を見学です。
酒蔵の入り口には、必ず〆縄が飾ってあります。
それだけ、神聖な場所ということですね。


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入り口を入ると目に入ってくるのが、この大きな樽のようなもの。
菊正宗の真髄である本流辛口のすっきりとした力強い味わいを
作る『宮水』をこれで運んだそう。
花崗岩質でできた六甲山系に源を発する伏流水の中でも、
西宮のわずか数百メートル四方にだけ湧き出る地下水は、
ひときわ酒造りに適した水質を持つため、「宮水」と呼び慣わされ、
大切に扱われてきたそうです。
菊正宗はこの宮水を汲む井戸を18本持っているのだとか。
この宮水、お酒の色や味を損なう鉄分がほとんど含まれていないのが特徴。


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こちらは米の洗い場


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そして、洗った米を蒸すところ。
蒸した米を用途に合わせて冷やすのですが、昔は蔵の北窓を開け
六甲おろしの冷気を利用したそうですよ。


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こちらは、アルコールを造る酵母を育てる「酛(もと)」いわゆる酒母を
水(宮水)と米と米麹から作る場所。
昔ながらの手作業ですると、4週間かかるそう。
そのため、ほとんどの酒蔵が市販の乳酸と培養酵母を加え、
2週間あまりでできる速醸酛に頼る中、昔ながらの製法で作っているのは
菊正宗ほか数蔵だけ。


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酒母に蒸米、麹、仕込水を加えた醪(もろみ)を
少しずつ発酵させていきます。


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最後に発酵した醪を酒袋に入れて圧縮し、絞ると白濁した
新酒が出てきます。
たくさんかけてあるのが、酒袋。
木綿の袋に柿渋を塗ってあるそうです。
柿渋は、耐久性・抗菌作用を兼ね備えているんですね。


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こちら、絞った新酒が出てくるところ。
絞った後のカスが酒粕となるんですね。


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こうして、一通り、どのようにお酒が出来るかを
面白おかしく説明してくれました。
そうそう、お酒造りはお水もですが、『酒造りは、米作りから』と
言われるようにお米がお酒の味を左右するんですね。
こちらの菊正宗酒造では、強いこだわりを持って
『山田錦』を使い続けているそう。
このお米は、一般米より粒が大きな心白米で、タンパク質が少なく、
柔らかで麹菌が内部に入りやすいという特長があるそう。
さらに表面のヌカ層が薄く、吸収性や消化性がよく、精米する際に
砕けにくいといった性質も、まさに酒米向きだとか。

そんなこだわりを持って作られたお酒、4種類を試飲させて頂きました。
私はお酒は好きですが、日本酒はほとんど飲まないので、よくわかりません。
息子1にお酒を買ってきてほしいと言われていたので、
電話し、純米酒を買って帰りました。
息子1は職業柄、日本酒唎酒師の資格を持っているんですよ。

買って帰ったお酒は、さすが美味しいと言っておりました。

長くなったので、その2に続きます。

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Commented by 小父さん at 2015-06-06 00:09 x
こんばんは
素晴らしいレポートですね。
私がもしここに見学に行ってもとてもこのレポートの10分の1しか書けないだろうと思いましたね。

朝ドラ・マッサンで酒造りが出ていましたね。
この記念館のことは知らないのですが、私の会社は出入りの大工さんでこの工場内に
事務所を構えていました。
関連の外の工事に関わっていたのでとても懐かしいです。
約40年くらい前ですね。
それで地鎮祭や竣工式をやる時の奉献酒は全社的に菊正宗と決められていたんですよ(笑)
今はどうなんだろう?

読んでいて、この記念館に出掛けたくなりました。
谷崎潤一郎の旧居もこの上にありますよね!
抱き合わせで行かなくては!

>酒蔵の入り口には、必ず〆縄が飾ってあります

そういうことなんですか!
いやー、格調高いですね。

この酒蔵は昔の作り方ですよね。
そういえば、昔京大の化学出の人なんかと麻雀で遊んでました。
確か会社では先生と呼ばれていたような気がします。

>買って帰ったお酒は、さすが美味しいと言っておりました

へーっ、そんな味が分かるなんて羨ましすぎます!
いやー、私も話題に酔ってきたので今晩はいい夢見れそうです(笑)
Commented by ree at 2015-06-06 00:57 x
こんにちは。

うわぁ~~、無料ご招待旅行、よかったですね~。

私の実家も酒蔵を見れるところがあって、なんと中学の社会見学で行った事があるんですよ。

この後温泉もあるんですよね。
すごい豪華なご招待ですね~。
Commented by love-t_k at 2015-06-06 02:34
こんばんは
お天気も良くて楽しい日帰り旅行みたいですね
やっぱり酒蔵で買うお酒は美味しいんですね!
Commented by あさちーな at 2015-06-06 07:36 x
おはようございます。
日帰りバス旅行ご招待のお知らせ、開けてみられて良かったですね〜!!
考えてみたら当然なのかもしれませんが、お酒造りに適した水というのがあるんですね。ドイツに住んでいた頃、一時期、鉄分がかなり多めの水が出る地域に住んでいたんです。別の地域から来たドイツ人ですら「血の味がするような気がする…」なんて文句を言っていたくらいで、私も慣れるのに時間がかかったのですが、ああいう地域では、どうやったって美味しいお酒はできないのでしょうねぇ…。
続き、楽しみにしています☆
Commented by N-styel at 2015-06-06 11:55
オォ~!!素敵です…ご招待旅行ですかぁ~٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
実は私もどこぞの通販会社さんからご招待のツアーの封書が届いていたような…こんな企画なのですね!!
嬉しいsurpriseでしたね~~♪
私は日本酒が好きで最近はよくいただきます。
奥多摩の小澤酒造さんにも見学にお出かけしたコトがあるのです。
サントリーさんの白州工場も見学させていただいたコトがあります。
大人の社会科見学のようで楽しいですよね!!( *´艸`)
美味しいお土産も買えてluckyな旅でしたね♬
続きが気になります…??✲゚。.(✿╹◡╹)ノ☆.。₀:*゚✲゚*:₀。
Commented by tawrajyennu at 2015-06-06 22:27
★小父さん
こんばんは!

レポートお褒めに預かりまして、嬉しい限りです。
こういうレポート書くの、好きなんですよ。

京都・大山崎のサントリーとか、どこか忘れましたが、
ビール工場とか見学したことがあるのですが、
日本酒は初めてでした。
なので、興味津々で見学しました。
ほぉ~小父さんの会社は、菊正宗の工場内に事務所を構えていたんですか?
で、地鎮祭や竣工式には、なるほど菊正宗なんですね。
ここ、お勧めですよ、面白い説明をされる方は
ここの館長さんだそうです。
すぐそばに谷崎潤一郎の旧居があったんですね。

酒蔵に注連縄を飾るというのは、それだけ神聖な場所ということでしょう。
そうです、そうです、昔ながらのやり方を
展示していますね。

私は、どうも日本酒の味がよくわかりません。
私の母は家ではほとんど飲まない人だったので
知らなかったのですが、
日本酒を飲ませたら強かったらしいです。
息子1は母に似たんでしょうね。
Commented by tawrajyennu at 2015-06-06 22:29
★reeさん
こんばんは!

そうなんです、最初は優待かと思っていたら
招待だったので、驚きました。
だって、応募した記憶がなかったのですよ。

ご実家の近くに酒蔵があるんですか?
中学で酒蔵の見学って?
おませな中学校だったのですね(笑)

はい、この後温泉行きです。
Commented by tawrajyennu at 2015-06-06 22:31
★love-t_kさん
こんばんは!

はい、この日はお出かけ日よりでした。
というか、暑いくらいでしたね。
本当は試飲させてくれた生原酒が一番おいしかったのですが、
それは非売品でした。
Commented by tawrajyennu at 2015-06-06 22:35
★あさちーなさん
こんばんは!ようこそです。

そうなんですよ~1週間放置していたんですよね。
そのままゴミ箱行きとなるところだったのですが
何か感じたんでしょうね!開けてみてよかったです。

鉄分のかなり多い水ですか・・・確かに人によっては、『血のような味』を感じるでしょうね。
日本酒は、お米も大事ですが、それ以上にお水が大事だそうです。
あさちーなさんは日本酒はいける口でしょうか?
Commented by tawrajyennu at 2015-06-06 22:44
★Nao☆さん
こんばんは!

今まで当たったことなかったのですが、今回初めて招待旅行に当たりました。
しかも、友人もだったので、二度びっくり!!

そう、こんな企画なのですよ~
必ず、宝石工房見学が組み込まれていますね。
でも、その他あちこち行けて、お昼も食べられて
結構お得な旅行ですよね。

奥多摩の小澤酒造さんというと『澤乃井』という
お酒があるところですね。
名前だけ知っています。
サントリーさんは、私は大山崎の工場へ行きましたよ。
そうそう、大人の遠足ですね!
by tawrajyennu | 2015-06-05 21:22 | おでかけ | Comments(10)

大阪の中心地から電車で30分もかからないところに住んでいますが、周りは何故か田んぼに畑・・・・『トカイナカ』都会に近い田舎に住むタワラジェンヌな私の日常を綴っています。


by tawrajyennu
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