2016イタリア旅行 その3オルヴィエート
2017年 01月 18日
ローマの北120キロの所にあるオルヴィエートと
その近くにあるチヴィタ・バニョ・レッジョという2つの街へ行きました。
ローマから電車で1時間ちょっとでオルヴィエートの駅へ。
街は丘の上にあるので、赤いケーブルカーに乗ったあとバスでドゥオーモ広場まで行きました。
オルヴィエートの街は、日本ではあまり知られてないそうですが
ヨーロッパでは「世界一美しい丘上都市」として知られているそうです。
街はブドウ畑とオリーブ園の緑があふれ、
自然の凝灰岩の城壁で囲まれていました。
かつて、教皇の隠れ家として栄えた町並みはとても美しく中世の面影が
そこかしこに残っています。
早く着きすぎて、観光案内所もドゥオーモも開いていません。
どうしようかなと思っていると、同じように早く着きすぎた
日本人の青年が・・・一緒に近くの朝市を観に行くことにしました。
ついつい買ってしまいました。
10時になり、やっとドゥオーモが開きました。
まずは正面からの写真です。
このドゥオーモは、13世紀の終わりに着手され、やく3世紀かかって
16世紀に完成。その間に延べ33人の建築家、152人の彫刻家
68人の画家、90人のモザイク師の手が加えられたと言われています。
こちらが横から見たところ
こちらは白と黒の美しい縞模様になっていました。
内部の柱もこの白と黒の縞模様になっているんですよ。
さて、もう一度正面に戻ります。
正面ファザードは浅浮き彫りの装飾が施され、4本の大きな柱と
3枚のブロンズの扉から成っています。
その柱の1本には、アダムとイブの話の部分もありました。
また、最初の正面の写真をもう一度よく1度見ていただくと
お分かりになると思いますが、あちこちに金が使われていました。
とにかく、どれだけ見ていても、見飽きないほど美しいファザードでした。
内部は撮影禁止なので、残念ながら写真はありません。
この後は、街を360度見渡せるという「モーロの塔」へ。
オルヴィエートの街は、古代ローマ以前エトルリア時代から・・・
というと、紀元前700年ごろ、今から2700年以上昔から
あったと言われている街。
1200年の終わりごろは、経済的に最も栄えていた時期で
モーロの塔は、コムーネ宮殿・ポポロ宮・ドゥオーモと並び
街の繁栄の象徴だったそうです。
当時は西のティレニア海まで見渡せたそうです。
47メートルある塔に登るのは階段のみ・・・
ひたすら上ります。
上に着き目に入ってきたのは、ごらんのような景色
下に朝市がやっているのが見えますね。
塔を降りて、しばらくしてから、てっぺんのベンチに
忘れ物をしたことに気がつきました。
というわけで、長い階段、夫は2往復もするはめに・・・
その後は、イタリアに来た目的のひとつである場所
チヴィタ・ディ・バニョレッジョへ・・・・
モーロの塔を忘れることは
一生なさそうですね。
素敵ですね~ファザードというのですね。
フランス語に由来するのですか・・・
またひとつ☆おりこうさんになりました(笑)
こんばんは♪
アハハハ、そうですね~
きっと一生忘れないというか、一生言われ通しになりそうです(笑)
ファザード、仰るとおりフランス語です。
建物の正面部分(のデザイン)を言い、設計上
最も重要視される部分だそうです。
チーズ屋さんも素敵。ついつい買っちゃうね(^^)
日本のお城の天守閣と同じで、ドゥオーモへ登るのも下りるのもしんどそう。
ダンナ様、大変だったね。
こんにちは♪
ヨーロッパは、どんな町に行ってもこうした市場があるわね。
スーパーマーケットより、こうした市場で皆さん買い物するほうが多いみたい。
チーズは色々な種類があって、試食もさせてくれるし、何より安いのがいいわ。
そうそう、塔に登るのは階段だから、けっこう大変!
私は、塔に登るのが好きで、街に塔があると必ず登ってるわ。
今回は、だんなには申し訳なかったけど、私にはもう1回登る体力はなかった・・・・