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名曲の花束

私はあまりTVを観るほうではないのですが
土曜日の朝8時から放送している『旅サラダ』という番組はよく観ます。
毎月1つの国をゲストが訪問して紹介するのですが
何ヶ月か前、ブルガリアを紹介していました。

その時、どこかの競技場のようなところの真ん中で
クラッシックの演奏をしていたのが、ブルガリアの名門合奏団と言われる
『ソフィア・ゾリスデン』でした。
そして、そのソフィア・ゾリスデンが日本公演をすると案内していたのです。
早速PCで調べてみると、関西ではザ・シンフォニーホールで2回も公演が
あるではありませんか!!しかもお安い!!
早速チケットを取り、夫と息子の3人で行ってきました。

ソフィア・ゾリスデンは、45年以上の歴史があり、
ヨーロッパの室内合奏団の中ではかなり古い楽団の1つで、
ソフィア国立歌劇場管弦楽団のメンバーが集まって結成された楽団で
今は第2、第3世代のメンバーたちで構成されています。

そして、今回は楽団とブルガリアの生んだヴァイオリニスト
『ミラ・ゲオルギエヴァ』との共演でもありました。
ミラは、ブルガリアで音楽一家の中に生まれ、
アイザック・スターンが『真の才能』と絶賛したヴァイオリニスト。
4歳でヴァイオリンを始め、8歳でのブルガリアの
ステトスラフ・オブレテノフ・コンクール(1984年)をはじめに、1
10歳の時には旧チエコスロヴァキアのコチアン国際コンクール(1985年)、
更に12歳でイタリア・ボローニャのモーツァルト・コンクール(1988年)で
すべて優勝を果たし注目を集め、ブルガリア国内外の各地から
招聰が殺到したそうです。

今回は『名曲の花束』と題して行われ、誰もが一度は聞いたことがある
名曲の数々を演奏するというコンサート。
ミラは現在33歳ですが、ソフィア・ゾリスデンとの共演は、
ミラが10歳の時から始まっていてそれ以来毎年のように
共演を重ねているのですから、まさに息の合った演奏を披露してくれました。

プログラムは1日目と2日目あわせて次のとおりです。
(2日間で重なった曲もありました)
名曲の花束_c0149408_1952495.jpg


     JSバッハ        G線上のアリア
     ドヴォルザーク   ユーモレスク  
     シューベルト     楽興の時 第3楽章
     バッヘルベル    カノン
     フォスター      故郷の人々
     アイルランド民謡  庭の千草
     エルガー       愛のあいさつ  ★
     シューベルト     アヴェ・マリア  ★
     サラサーテ      ツィゴイネルワイゼン  ★
     JSバッハ        主よ、人の望みの喜びよ
     JSバッハ        幻想曲 BWV.542
     ヴィヴァルディ    ヴァイオリン協奏曲『四季』  ★
     ゴレミノフ       収穫と踊り
     マスネ         タイスの瞑想曲  ★
     ラヴェル        ツィガース
     モーツァルト     アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第1楽章
     チャイコフスキー  弦楽セレナード 第2楽章
     イギリス民謡     グリーンスリーブス
     スコットランド民謡  アニーローリー
     クライスラー     愛の喜び
     
題名を見て分ると思いますが、『あ~知ってる!』って曲が多いでしょ?
もし、分らなかったとしても、曲を聴いたら
『なぁ~んだ、この曲か・・・』となると思います。
『四季』以外は1つの曲が短いので、コンサートで演奏されることはあまりないので
こうして生演奏が聴けたのは、良かったなと思います。
ミラの弾くストラディヴァリウスの音色が、ソフィア・ゾリスデンの演奏によって
一段と引き立てられ、聴いていると心が揺さぶられました。

父のことや夫の田舎の家のことなどで、落ち着かない日々でしたけど
心癒された一日でした。
Commented by ank-nefertiti at 2009-11-24 20:21
よい演奏会だったのですね!
懐かしいシンフォニーホール・・・このホール、大好きなんですよ~!
大阪時代によく出かけました。
そのホールでこのプログラムの演奏会、本当に素敵!

このプログラムは、アンコールではよく聴くけれど、コンサートそのものとしてはなかなかないですよね。
それを一挙に!って素敵だわ~
聴いてみたかったです。

ストラディヴァリって誰が弾いてもよい音になるって訳じゃないのですよね。
以前、女性ヴァイオリニストで、もうみなさんがよくご存知の方がストラディヴァリを弾いているというので、聴きに行ったのだけれど、うーーーーーんんんんんんんん!!!でした。
ちがう、この楽器の音はこんなんじゃない!って思いながら聴いた事、思い出します。

よい音楽は、本当に心の癒しになってくれるのだな、とタワラジェンヌさんの記事を拝見して思いました。
よかったですね!
Commented by tawrajyennu at 2009-11-25 18:12
★杏さん
落ち込んでいた気持ちがコンサートに行ったことで
とても癒されました。
音楽って良いですよね。
息子のピアノの先生が父が亡くなったことを知って
ショパンの曲が納まったCDを送ってくださいました。
好きな曲を聴いていると本当に心が落ち着きますね。

そうなんですよね~今回の曲たちは『四季』を除いて
アンコールなどでしか生で聴く機会のない曲たちですが
こうして生演奏で聴くと、それぞれの曲の良さが滲みでますね。

私は耳が肥えているほうではないのですが
今回のミラのストラディヴァリの演奏は、とても音が綺麗だったと思います。
楽器の良さをいかに引き出すかは演奏家次第のような気がします。
Commented by nobu-merci at 2009-11-25 21:42
タワラジェンヌさん
何回か遊びにはきていたのですがなかなかコメントいれられなくて
お父さんのことはご冥福をお祈りいたします。
大変でしたね。
亡くなってから気がつくことっていっぱいですよね

私も父と主人の父・母を送っていますので
人1人を送るのってかんがえさせられることがいっぱいです。



Commented by 小春 at 2009-11-26 15:57 x
タワラジェンヌさん、こんにちは♪
名曲の花束ってとっても素敵な言葉ですね~
クラッシックにあまり詳しくない私でも知っている曲があって、
うれしくなっちゃいました。
素敵なコンサートで癒されて、良かったですね。
それにご主人や息子さんがご一緒になんて、素敵ですね。
Commented by zenzen_jyujyu at 2009-11-26 21:34
素敵な一時を過ごされたのですね。
高校時代音楽の時間はもっぱらレコード鑑賞だったので、懐かしい曲も何曲か・・・・
素晴らしい音楽を身近に感じられる環境っていいですね。
そのうち我が家にも・・・・取り入れたいです。
Commented by chanter-fab at 2009-11-27 17:17
こんにちは♪
久しぶりの更新なので皆さんのブログにおじゃましてます

パッヘルベル≪カノン≫大好きです♪
若い頃に一度聞いただけで響いた曲です
どんなジャンルの音楽でも 耳に心地よい曲っていいですよね
私も BGMかけて ミシンしようっと音符♪♪♪
Commented by クロはち at 2009-11-28 16:05 x
これから クリスマスに向けてコンサートが多くなりますね
音楽を聴きながら 大掃除です
ダ○○ンにお願いしたいけど。。。
Commented by tawrajyennu at 2009-11-28 23:24
★nobu-merciさん
お久しぶりです。
お悔やみの言葉、ありがとうございました。
今日無事に四十九日の法要を済ませました。

色々とやることが多くて悲しんでばかりいられない・・・・
と言うのが実感です。
Commented by tawrajyennu at 2009-11-28 23:25
★小春さん
そうなの、クラッシックファンでなくても、知っている曲が
たくさんあるでしょ?
ついつい口ずさみたくなりますね!
唯一息子とデートできるのがコンサートです。
Commented by tawrajyennu at 2009-11-28 23:28
★jyujyuさん
そうでしたね~中学・高校のころは、音楽室で
レコード鑑賞の時間っていうのがありましたね~懐かしい!

クラッシックって敷居が高そう・・・って思われがちですけど
聞いていると気持ちが落ち着いて良いものです。
Commented by tawrajyennu at 2009-11-28 23:30
★ちくりんさん
私もバッヘルベルの『カノン』は大好きな曲なんですよ。
ちくりんさんはどんなジャンルの曲をよく聴かれるのかしら?
ミシンがはかどって作品がたくさん出来上がったかな?
Commented by tawrajyennu at 2009-11-28 23:31
★クロはちさん
あともう1つ大好きなヴァイオリニストのコンサートの予定があります。
今年はそれで最後かな・・・・
大掃除・・・・・私もダ○○ンにお願いしたい!!
Commented by ナイス at 2009-11-29 13:24 x
ヴァイオリンの実際の音色は深みがあってワンダフルでしたね。二つほど知らない曲がありましたが、聴きやすいいい曲ばかりですね。リラックスしても聴かれたかと思います。・・天馬さんが弾く、望郷のバラードを知ってますか?確か、ルーマニアの音楽家の作品だと思います。寂しく切ない曲ですが、ときどき聴くといい感じです。
Commented by tawrajyennu at 2009-12-01 17:41
★ナイスさん
ヴァイオリンは習っていたこともあり、とても大好きな楽器なんですよ。
二つほど知らない曲があるうちの一つは『ゴレミノフ 収穫と踊り』ではないですか?
これはブルガリアの作曲家の曲だそうです。
『望郷のバラード』・・・・・初めて聴きました。
なんとも切ないそれでいて美しい旋律ですね。
よい曲を紹介してくださってありがとうございます。
この曲を天満さんが演奏することになったエピソードも読みました。
天満さんは名前は知っていますが、彼女のヴァイオリンを
生で聴いてことがありません。
でも、この曲を生で聴いてみたくなりました。
Commented by kinnnikumans at 2009-12-06 12:53
タワラジェンヌさんが今度コンサートへ行くとおっしゃっていたのは
このコンサートだったのですね!!!わ~!(^^)!
パッヘルベルやバッハの曲を聴いて以来・・・
大人になったらパイプオルガンのある家を建てて住むんだ!
と夢を描いていました。(・・・普通のマンション暮らしですが 笑)
音楽って本当に素晴らしいですね。最高の癒しだと思います。
息子さんがクラシックも好きなのはいいですね^^
私も次は男子のようなので・・・
タワラジェンヌさんのような親子になれるといいなぁ(♪)

Commented by tawrajyennu at 2009-12-07 23:48
★ジャックちゃん
こんばんは!そうなんです、このコンサートだったんです。
パイプオルガンのある家・・・・そうとう大きなお屋敷になっちゃいますね。
パイプオルガンの荘厳な響き、あれも私大好きです。

昨日も大好きな葉加瀬太郎さんのコンサートに行ってきたんですよ。
とっても楽しいコンサートで、はじけまくってきました~
帰りに友達とまたまたワインを飲んで帰りました。
来月は次男とまたコンサートの予定なの。

ジャックちゃんの赤ちゃんはもう男の子って分ってるんですね。
大きくなったら効して一緒に楽しむの、良いですよ~
by tawrajyennu | 2009-11-24 19:18 | 音楽&演劇 | Comments(16)

大阪の中心地から電車で30分もかからないところに住んでいますが、周りは何故か田んぼに畑・・・・『トカイナカ』都会に近い田舎に住むタワラジェンヌな私の日常を綴っています。


by tawrajyennu
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