ストラスブール散策
2010年 02月 01日
東をライン川に挟まれた縦に細長いアルザス地方の中心都市。
ストラスブールとは『道の街』という意味があるそうで、
アルザスが「ヨーロッパの十字路」と呼ばれるように、
ストラスブールもその中心都市として、中世から今日にいたるまで
交通 の要所として繁栄してきたんだそうです。
フランスとドイツの戦争のために、そのたびにフランス領になったり
ドイツ領になったりした街でもあります。
イル川に囲まれた大きな島には、世界遺産に指定された
旧市街が広がっています。
先ずはアパートメントホテルを出て、表通りに・・・・
そこでトラムに乗り、旧市街に向いました。
これがそのトラム ↓ そして右側の写真はイル川と遊覧船です。
古い街におしゃれなトラムが良く似合っていると思いませんか?
このトラムが走っているお陰で旧市街は、原則車が入れないそう。
朝、10時前だったのですが、もうクリスマスマーケットがオープンしていました。
あら?今まで無かった樅ノ木の売り場が・・・・
そう、ストラスブールは樅ノ木のツリーの発祥の地なんですって。
大小さまざまな樅ノ木が売られていました。
こちら、朝の屋台の様子、もう買い物をしている人がいました。
その中で見つけたのがワッフルのお店
ついつい、誘惑に負けて、朝から買ってしまいました。
大きいでしょう?クリームをたっぷりかけてくれました。
その後、訪れたのは街のどこからでも見る事が出来るという
『ノートルダム大聖堂』
その姿に圧倒されてしまいます。
この大聖堂、今から800年以上も前の1176年から
300年かけて建てられたもので
ゴシック建築の傑作といわれているそう・・・・
そして、建物の色が赤身を帯びたばら色をしています。
これは、ヴォージュ山脈から切り出された砂岩の影響だそうです。
中に入ってみるとより荘厳な雰囲気が漂っています。
ステンドグラスがとても綺麗でしたよ。
普通、教会というと尖塔が2つというイメージですが、
この大聖堂は1つしかありません。
その尖塔からはストラスブールの街が一望できると聞き登ってみました。
階段の数、329段、およそ66メートル登りますが
てっぺんまで螺旋階段が続いていて、人、1人が通れる位の幅しかありません。
そのてっぺんからみたストラスブールの街と大聖堂の屋根 ↓
大聖堂を見た後は、プティット・フランスという地区へ行きました。
丁度イル川が4本の水路に分岐した辺りにあり、
かつては皮のなめし職人や漁師、粉屋などがくらしていたのだとか・・・・
フランス中世の街並みが保存されていて、木組みや切妻の建物が多くあり
とても美しい街並みが見られます。
その中でも一際目を引くのが、右端の建物・・・・大きな開口部のあるこの建物はメゾン・デ・タンネーアと呼ばれている有名な建物。何故開口部をおおきく取っているかというと屋根裏部屋で皮の乾燥を行っていた為、通風を良くするということからのようです。
午後からは、ここに来たなら是非行きたい所がありました。
それは『TOMI UNGERER MUSEUM』 こちら私設ミュージアムのようなのですが、何とも警備が厳しかったです。
ガードマンが絶えず見ている人の周りにいて、見張っているので何だか落ち着きませんでした。
この絵本、見たことがあるでしょう? そう『すてきな三人組』
この絵本を書いたのはTOMI UNGERER・・・・彼は1931年にこのストラスブールに生まれ、1956年にアメリカに移住
画家・漫画家・絵本作家や広告美術など幅広く活躍。ヘラルド・トリビューン賞、国際アンデルセン賞画家賞等を受賞した人で
この美術館には彼の作品が8000点に及ぶ貴重なデザインを見る事ができます。
私は絵本作家だとばかり思っていたので、多岐に渡る
彼の幅広い活躍に驚いてしまいました。
右側の写真をクリックしてみて下さい。
この絵本、大きな文字で書かれているのは、このアルザス地方で
話されているアルザス語で、ドイツ語の方言。
そしてその左下がフランス語、右下がドイツ語で書かれているんですよ。
この後夕方から、どうしても行きたかった所へ・・・・・
その続きはまた次回に。
※ 小さな写真はクリックすると大きくなりますので
是非大きくしてみて下さいね。
ステンドの規模半端じゃないですね・・・
うっとり~
@@;ワッフル大きいですね
タワラさん一人でこれを(゚0゚)
ノートルダム大聖堂は見る者を圧倒します。
ステンドグラスは、それはそれは見事でしたよ。
ワッフル・・・・はい、ほぼ1人で食べちゃいました。
その分・・・・・あ~考えたくありません。
お久しぶりです。5ヶ月ほど更新していませんでしたが
題名やアドレスを全く変えて・・内容は同じで(笑)・・
更新を再始動することにしました。
「更年期主婦の1分トーク」改め
「ストレスフル女の骨折り損」です。
これからも宜しくお願いします。リンクも変更していただけると嬉しいです。
ヨーロッパ!!いいですね~
うっとり~~
クリスマス時期のこの街が一番華やかです。
白ワインのホットワイン(グリューワイン)は試されましたか?ドイツでは赤ワインが主流ですが、ストラスブルグでは白なんです。
美術館は子供がいるので、まだいったことないんです。子供をつれて美術館って基本落ち着かないので、自分が。(笑)
でも、いきたくなってしまいました。
ノートルダム大聖堂って本当に見事!だわ^^
尖塔が一つってシュテファンと同じですね。
上らなかったけれど、シュテファンも尖塔に上るとウィーンの街がきれいに見える!って聞きました(上ればよかった~)
ステンドグラスも美しい!
パリのノートルダムのバラ窓に負けていないです^^
私、シャルトルのステンドグラス、凄く好きですがストラスブールのもよいわ~
うふ、ワッフル、お一人で召しがったのね^^
でも!わかる!私も一人で全部食べちゃいます、きっと!
夏にチロル地方とウィーン、いらっしゃれるとよいですねぇ!
私の今回の旅のエア、本当にお安かったんですよ(だから行ったんですけどねぇ>笑)
329段を上られたんですか?すごい!!!
若かりし頃は、ドイツのウルムの大聖堂の階段をトコトコ上りましたが、今はできるかなぁ???
ストラスブールは、アルザスのワイン街道を南下するために
一度だけ泊まったことがあります。でも、泊まっただけ・・・
これは行かねばなりませんね!
見所が多いようなので、たっぷり時間を取った方が良さそう。
この時期、寒かったでしょう?大寒波の頃ですよね?
寒さに負けず、よく歩かれましたね!ご立派です!!!
寒いだろうけど、暖かい何かに包まれそう~!
下からのアングルの『ノートルダム大聖堂』圧巻です!!
ステンドグラスも、繊細で美しいですね♪
フランスにはまってる息子と行ってみたいです^^
ドイツに行った時、そうそう…こんなふうにしてもみの木売っていたわ~!って思い出しました^^
ワッフルの大きさにびっくり!!
でも、美味しそう♪
また行きたくなりました~^^
お久しぶりです。
時々覗いてはどうしているのかなと思っていたんですよ。
ブログ再開するんですね。楽しみにしています。
リンク、早速張り替えましたよ。
歴史を感じるヨーロッパ、どこに行っても魅力がたっぷり・・・・
ストラスブールへはよく行かれるのですか?
羨ましいなあ・・・・・
そうですか、クリスマス時期が一番華やかなんですね。
え~白ワインのグリューワインなんてあったのですか?
ストラスブールでも何杯も飲んだけど、みんな赤でした。
知っていたら絶対飲んでたのに!!
特にこの美術館は子どもを連れて入れる雰囲気ではありませんでした。
だって、人が見ているところにいつもぴたっとガードマンがいるって
感じなんですもの。
でも、いつか行って見てくださいね!!
ストラスブール、いいでしょう?
もう一度、季節の良いときに行ってみたくなりました。
シュテファンも尖塔が1つなのですね。
私、尖塔に登るのが結構すきなんですよ。
ネルドリンゲンに行った時も教会の尖塔(300段ほど)登りました。
それにしても、ノートルダム・・・・見事ですよね。
ケルンの大聖堂を見たときも圧倒されましたけど、
ここも本当に凄いです。
こうなるとシュテファンも見たくなりますね。
ウイーン、行きた~~~い!!
シャルトルのステンドグラスは写真でしか見た事がないのですが
実物、いつかみたいです。
ワッフル、夫に分けるつもりだったのに・・・・
気がついたら、一口だけになっていたの。
それ、夫にあげました~
あれから、ちょっと事情が変わって夏のチロルは
航空券のこともありますが、ちょっと無理かも・・・・
冬場はヨーロッパ・・・・安いですね!
私も昨年12月のチケット、直行便だったのに安かったんですよ。
素晴らしいでしょ?大聖堂!
ステンドグラスもだけど、タペストリーが
飾ってあって、それも素晴らしかったんですよ。
人の一生を表しているというからくり時計なんかもありました。
私、尖塔に登るの好きなんです。
ネルドリンゲンに寄ったときも300段ほどの階段を
登ってっぺんまで行きました。
大丈夫、ハイジさん、私よりうんと若いんだから登れますよ。
ストラスブール、ゆっくり行ってみて下さいね。
ワイン街道・・・・今回はコルマールとリクヴィルに行ってきました。
何でも、5月か6月頃にワインハイキングというのがあるのだとか・・・
有料なのですが、ハイキングをしながらワインを試飲したり
軽食を食べたりするのだとか・・・・ハイジさん、聞いたことありますか?
こんなハイキング、絶対に参加したい!!
寒かったですよ~でもね、大寒波が来る前に帰っていたんです。
帰ってきた翌日にものすごい大寒波が来たみたいですね。
良かったわ~
やはり本場だけあって、クリスマスは素敵ですね。
あちらの方は寒くても平気のよう・・・・
この大聖堂、尖塔の部分まで入れて写真を撮ろうとすると
これが精一杯なんですよ。
絵葉書やガイドブックに乗っているアングルを探して取りました。
大聖堂の3番目の写真に写っている人を見るとその大きさが
よく分かると思います。
その昔、このような立派な建物を何百年もかけて作った人が
いたのかと思うと、感慨深いものがありますね。
息子さん、フランスに嵌っているんですか?
それじゃ、是非一緒に行かないと!!
ストラスブールには2007年にTGVが開通したので
パリからたったの2時間半で行けちゃうんですよ。
ドイツでも樅ノ木、売ってましたか?
私が見たクリスマスマーケットでは一度も見なかったんですよ。
ワッフル、大きいでしょ?これで3ユーロです。
チョコとクリーム、どっちにしようか迷ってクリームにしました。
チョコも美味しそうだったのよ。
外観の古びた様子とステンドグラスの美しさがうまく調和してるんですね。私もこんなきれいなステンドグラスを撮影してみたいです。
昨年福岡に行く途中 新幹線の中から福山城と向かい合ってすごく立派な教会があるのを見てどきどきしました。いったい何という教会なんだろう?といろいろ調べてみたらなんと最近できたという結婚式場でした!
でも遠くから見たら由緒ある古い教会に見えるんですよ~。(笑)
写真で見ているイメージと違いましたか?
写真は撮り方で色が違ってしまうことがありますから
そのせいかしらね。
教会内部のステンドグラスは中が暗いので、撮影は難しいです。
三脚などで固定しないとぶれてしまいますから・・・・・
教会と思ったら結婚式場だったのですね。
最近の結婚式場は、昔と違って教会のようだったり
お城のようだったりと素敵なところがありますね。
工事中で登れなかった、心残りの大聖堂の塔の眺めはどうだろう?と思ったのです。
イル川を望む光景はさすがに絶景ですね。
西のヴォージュ山脈や東のライン川やドイツまで見えました?。
四方八方、見えてさぞかし気持ち良かったことでしょう。
こんばんは♪
過去記事にまでコメントありがとうございました。
私、塔に登るのが好きで、どこへ行っても登るのです。
この日は、遠くは霞んでしまい、ヴィージュ山脈やライン川までは、見えませんでした。
でも、高い所から望む街並みは、素晴らしいものでしたよ。