トラムに乗ってプラハ城へ

プラハは、14世紀には神聖ローマ帝国及びボヘミア王国の首都として
栄えた街・・・・悠久のときを感じさせてくれる街です。

1968年の春から夏にかけて起こった『プラハの春』事件を
覚えている人も多いのではないでしょうか?
長い間共産党独裁にありましたが、1989年無血革命で
その独裁に終止符が打たれました。
その4年後、チェコスロヴァキアは解体し、
チェコ共和国とスロヴァキア共和国に。
そんな革命の嵐を乗り越えて息づく街、プラハ。
そんなプラハの街歩きを綴ります。

先ず、昨日空港に着いた時に市内交通が24時間乗り放題の
1dayチケットを買いました。
これは、地下鉄・バス・トラム・ケーブルカー全てに乗れます。
チケットは1回券などももちろんあるのですが、乗り換え不可とか可能とか
ややこしいし、検札が厳しいと聞いていたので、旅行者には
このフリーチケットがお勧めです。
これをもっていれば、大きい荷物(スースケースなど)は
1個に限り無料になります。
このチケット、1日券が100Kc(チェココルナ)なのに、3日券が何故か330Kc。

さて、せっかく買った1dayチケットですから有効利用しなくてはね。
まず、トラムに乗ってプラハ城を目指しました。
最寄り駅からプラハ城に向おうと歩いているとなにやら黒服を着た男性たちが
何かを配っています。どうやらコンサートのチラシを配っている様子・・・・
傍の教会で今夜行われるのだそう・・・・
ちょっとその教会に入ってみました。
この教会・・・聖ミクラーシュ教会は、もとは13世紀に建てられた
ゴシック建築の教会だったそうですが、18世紀初頭にバロック様式に
立て替えられたのだそう・・・・
c0149408_14334416.jpg

こちら、『聖三位一体の祝典』が画かれた丸天井のフレスコ画 ↓
c0149408_14341362.jpg


c0149408_1434412.jpg


とても見事な装飾で見る者を圧倒してしまいます。
1787年、モーツアルトはこの教会のオルガンを演奏したのだとか・・・・
そのため、モーツアルトが亡くなった時、世界に先駆けて
追悼ミサをしたのがこの教会だったんですって。
こんなl教会で行われるコンサートって一体どんなんでしょう?

さて、この教会の正面にあるのが『リヒテンシュタイン宮殿』 ↓
c0149408_14511578.jpg


この宮殿は1541年の大火で焼け野原となっていたところを1620年
カール1世(リヒテンシュタイン公)が建てたプラハ初の本格的バロック宮殿。
白山の戦いでカール1世がボヘミアのプロテスタント貴族27名を処刑し
その首を宮殿前歩道に飾ったところから血塗られた宮殿として
人々が近付くことがなかったとか・・・・
現在はプラハ音楽アカデミーの校舎とコンサートホールになっているそうです。
ここでも、翌日のコンサートのチラシを貰いました。

さて、石畳の道路を歩きながらプラハ城へ向います。
途中の街の様子 ↓
c0149408_14583016.jpg

石畳の道路は風情があるけど、絶対に歩きにくいし、
車にも良くないと思いました。

この道路を登りきったところにプラハ城があります。
プラハの街にはヴルダヴァ川(モルダウ川)が流れており
プラハ城はその西岸のフラッチャニの丘の上に建っています。
このお城は歴代王の居城。9世紀半ばから建築が始まり
14世紀カレル4世の時代に現在の形になったそう。
こちら東岸からカレル橋とともに聳えるプラハ城。
c0149408_1518253.jpg

フラッチャニ広場では、なにやら演奏が行われていました。
こんなところがいかにも音楽の街らしい
c0149408_15195283.jpg

その広場に面したところに城の正門があります。
衛兵と一緒に。 サングラスしているから顔出してもいいかなあ・・・
c0149408_15212560.jpg

チケット売り場でまずチケットを購入しました。
チケットにはロングツアーとショートツアーの2種類あり、
私たちはショートツアーを買いました(2日間有効)
先ずは第3の中庭に聳える聖ヴィート教会へ。
私のお目当ては大好きなムハのステンドグラス。
(日本ではミュッシャで知られていますね)

c0149408_15342485.jpg

( ↑ 是非クリックしてみて下さい)
塔の高さは96.6mもあり、その姿は見る者を圧倒させます。
もともと930年に作られたロトンダ(円筒型のシンプルな教会)に始まり
最終的な完成を見たのは20世紀に入ってから。
c0149408_1691098.jpg

中には19世紀から20世紀にかけて作られた見事な
ステンドグラスが多数あります。
c0149408_15423537.jpg

見事な薔薇窓 ↓ (是非クリックして大きくしてみてくださいね)
c0149408_15431073.jpg

こちら、ムハのステンドグラス ↓ (是非クリックして大きくしてみてくださいね)
c0149408_15432320.jpg


その後行ったのはイジー広場に建つ聖イジー教会
c0149408_1548286.jpg

この教会はロマネスク様式の2本の白い塔を持ち、
920年に完成した場内最古の教会。
現在の姿は1142年の火事の後に再建されたもの。

c0149408_15513177.jpg

内部はこじんまりとしていますが、歴史を感じさせてくれました。
この教会、音楽ホールとしても音響がよく、『プラハの春』など
国際音楽祭の会場となってます。
この日もコンサートのチラシを配ってましたよ。

さて、ここまで来たところで、夫のカメラの電池が
何故か充電切れしてしまいました。
私のコンデジではたいした写真も写せないので
一度ホテルに帰り、充電している間にランチを取ることにしました。
というわけで 午後の続きは次回へ・・・・・
[PR]
Commented by renge-rose at 2010-10-13 22:54
タワラジェンヌさん、こんばんは^^

すっかり忘れていたプラハの景色☆
思い出しました~♪
カレル橋も渡ったっけ^^;
足早に歩いてください!って注意を受けて。。。
ステンドグラスがとっても綺麗ですね♪
タワラジェンヌさん、とっても楽しそう^^
ご主人と一緒だからかな?
続きも楽しみにしています♪
Commented by ank-nefertiti at 2010-10-13 23:51
凄い!!!
ミュシャのステンドグラス、なんて美しいのでしょう!

パリのノートルダムのバラ窓も凄いし、シャルトル大聖堂のいわゆるシャルトルブルーと呼ばれるステンドグラスも素敵だけれど、このミュシャのは本当に美しいです!
やはり行きたいなぁ・・・チェコ・ハンガリー。

タワラジェンヌさん、お痩せになった???
サングラスされていても、顔が自然に笑っているの、よーくわかりますよ~^^
Commented by eintropfen at 2010-10-14 02:07 x
プラハにまた行きたくなりました。
ステンドグラス本当素敵ですよね。ムハは私も大好きです。
Commented by thallo at 2010-10-14 03:40
タワラジェンヌさん、こんばんは。
懐かしい、私もまた行きたくなりました。コンサートはプラハ城とやはり町の教会で聴いたのを覚えています。
そうそう、本当に毎日コンサートがあって、みんなビラ配っているんですよね。私が行った時はチィコフスキーホール(だったかな?)が改装に入るところで、余計に町の中で小さめのコンサートがあったのを覚えています。3月のあの寒い時に!
ステンドグラスは、ご主人様の撮影?クリックしてまさに「わ~」の連続でした。
Commented by とんすけ at 2010-10-14 10:53 x
素敵すぎる~(´∀`人)♥♥
ステンドグラスも綺麗やし、教会の正面も写真も圧巻やね!!
ますます行ってみたくなった。。。
Commented by tawrajyennu at 2010-10-14 11:29
★yuuさん
yuuさんは何年前に行かれたのかしら?
え~カレル橋、足早に歩いてなんて言われたの?
私が行った時は、お天気も今一だったし、夕方だったので
混んでいませんでした。
大道芸とかお店を出している人もそんなに居なかったし・・・
夫と行って楽しい旅もあれば、ここは女友達と
一緒のほうが楽しそうなんていうのもありますね。
Commented by tawrajyennu at 2010-10-14 11:40
★杏さん
凄いでしょ?
これが見たくてプラハ城のところまで行ったようなものです。
これぞムハというアールヌーボーの絵とはまた違っていましたが
青の色がとても綺麗で思わず見惚れてしまいました。

杏さん、是非時間を作って行って下さい。
私もチェコはまた行きたいって思いましたよ。

痩せた?なんて聞いてくれたのは杏さんだけです。
嬉しいなあ・・・でも、プラスマイナス0なんです。
よく飲んで食べたけど、その分歩いてましたから。
食べるの控えたら痩せたかもね(笑)
でも、美味しい物はやはり食べたいです。
Commented by tawrajyennu at 2010-10-14 11:41
★eintropfenさん
ムハ、お好きですか?
プラハにはムハ美術館がありますね。
もちろん行かれましたよね?!
Commented by Apfel at 2010-10-14 15:38 x
タワラジェンヌさん、こんにちは!
ヨーロッパ旅行を満喫され、ご無事に日本に戻られたのですね 。
プラハ、私も数年前に訪れました。
プラハ城への坂道を眼下に広がるプラハの町を眺めながら、
のんびりと登った記憶が甦りました。
お城は本当に美しいですね!
ステンドグラスも見事で素晴らしいです。
モルダウの川岸で、スメタナの「我が祖国」を聴きながら、
旅の気分にひたった日の事を思い出しました。

最初の記事、
グヤーシュ(私の住むスイスでは、グラーシュと発音しています)、美味しそうですねー♪
こちらでも冬の定番で、人気のメニューですよ!
体がぽかぽかあったまり、私も大好きです。

ところでタワラジェンヌさん、はじめてお写真で拝見しました〜。
とても楽しそうなご様子、素敵です!
Commented by ハイジ at 2010-10-14 22:25 x
タワラジェンヌガイドの説明を聞きながら、プラハの街を歩いている気分です♪
とにかくステキ!!!
何がって、ずっしりと歴史を感じる建物全てです。

スイスの教会も、どちらかと言えば派手な彫刻や壁画を施したものが多いのですが、この聖ミクラーシュ教会の内部は圧巻ですね!
そしてカレル橋と共に写るプラハ城!
この写真には、うっとりしました。少し靄がかかったような光景が、一段と情緒を感じます。

プラハ城の2日間有効なショートチケット???
そんなに時間がかかるのかしら???と思いましたが、写真を見て納得!
これは、じっくり見るなら何日かかかりそうですね。
ステンドグラスも素晴らしい!!!
パリのノートルダム、サント・シャペル、そしてパリ郊外のシャルトル大聖堂に負けず劣らず美しいです。

あさって姪が友人二人と、パリ旅行を終えてスイスへ着ます。9日後、プラハへ移って数日観光するそうなので、タワラジェンヌガイドの説明を、しっかり伝えたいと思ってます♪♪♪
Commented by kinnnikumans at 2010-10-15 22:53
タワラジェンヌさんコメント2回目すいません!
あ、お返事は本当にいつもで大丈夫でーす(^_-)-☆
じっくーりお写真を見せて頂きました。
私実はカレル橋のお写真はあるかな~♪と旅日記を
楽しみにしていたのです((笑))うふふ。嬉しいです。
プラハ城とのお写真、素晴らしいですね。うっとり。
タワラジェンヌさんの笑顔も素敵ですー♪うっとり((笑))。
このステンドグラスは本当に迫力がありますね(゜o゜)ひゃ~。
円天井も素晴らしいです!!
モーツアルトが弾いたパイプオルガン!!!
どんな音色が響いていたのでしょうね。
もう想像しただけで鳥肌が立ってきました。すごいよ。
興奮気味です。((笑))
タワラジェンヌさん、素敵なお写真をありがとうございます!
Commented by nishi-no-mori at 2010-10-21 21:59
タワラジェンヌさん 1つ目の教会のフレスコ画も2つ目の教会のステンドグラスもすごいですね! 
日本の建物ではあまりお目にかかることのない重厚さに圧倒されますね。写真で見てるだけでもすごいのに 実際この場に立ったら威圧感を覚えそう。

目のご病気が早く良くなられることを祈っています。あまり無理なさらないでくださいね。ゆっくり目を休めてください。
また続き楽しみにしています。
Commented by tawrajyennu at 2010-12-13 10:40
★おごしゅさん
おごしゅさんもプラハでコンサートを楽しんだんですね。
プラハでは私も絶対にコンサートを楽しもうと思っていました。
それにしても、街のあちこちでコンサートをしているのが嬉しい!!
しかも、安いし・・・・・(これが一番?!)
この日だけでもコンサートのビラを4~5枚貰いました。

ステンドグラスは私のコンデジでは無理なので
夫のデジ一で撮影しました。
写真ですら感動するのですから、実際に観たその感動は
ものすごいです。
Commented by tawrajyennu at 2010-12-13 10:42
★とんすけさん
プラハには行ったことがないかな?
是非、是非行くことをお勧めします。
私はプラハに三泊したけど、実質時間を使えるのは2日間だったので
もう少し滞在すればよかったなと思いました。
いつか、お母さん誘って行こうか?
Commented by tawrajyennu at 2010-12-13 11:00
★Apfelさん
Apfelさんもプラハに行かれたことがあるんですね。
石畳の道をプラハ城まで、私mの歩いて行きました。
そこから観るプラハの街はさすがに『千塔の街』と呼ばれるほど
たくさんの塔が建っていて、素晴らしい眺めだったのを思い出します。
ムハのステンドグラスは本当に素晴らしかったですね!!

スメタナの『我が祖国』を聴いていると、今でも目の前に
あのモルダウ川、そしてプラハの街の情景が思い浮かびます。

グヤーシュとかグラーシュとかグーラシュとか
国によって色々な呼び方がありますね。
パプリカの粉やグラーシュの素を買ってきて
家でも作っています。体が温まりますね。

o(^▽^)oアハハハ  ついうっかり顔を見せてしまいました。
Commented by tawrajyennu at 2010-12-14 10:00
★ハイジさん
このプラハ城、500年近くかけて、今の形になったんだそうです。
すごいですよね~全部観られなかったので、とても残念でした。

お城にしても、教会にしてもとても長い年月をかけて建てられて
いることに驚きます。
日本の建築の場合、何百年もかけてというのは少ないのではないかしら・・・・
急いで見たら1日で見られるのかもしれませんが
じっくり見たい人にはこの2日間有効というのは
とてもありがたいシステムだと思います。
ムハのステンドグラス、素敵でしょ?
これが見たくて絶対この教会には行こうと思っていたんですよ。

姪御さんたちは無事にプラハを楽しまれたことでしょうね。
私の目さえ、悪くならなければ、もっと色々お伝え出来たのに
残念でした。
Commented by tawrajyennu at 2010-12-14 10:08
★ジャックちゃん
あ~確かジャックちゃんの大学での専門は橋梁だったよね?!
ハンガリーでも橋がいくつか出てくるのでお楽しみに!!
カレル橋とプラハ城、そしてヴルダヴァ川・・・・
スメタナが『我が祖国』という曲をかいたのがわかる気がします。

いつも思うのですが、こうした教会の天井画って
どうやって描くのかなと思うのです。
とても大変な作業だったんだろうな・・・・・

モーツアルトが弾いたというパイプオルガンのコンサートも
あったのですが、他のところとプログラムを比較検討して
今回は他のところへ行ってしまいました。
きっと素晴らしい音色だったんでしょうね。
Commented by tawrajyennu at 2010-12-14 10:11
★西ノ森さん
日本の場合はやはり『侘び、寂び』の美しさなんでしょうね。
ヨーロッパの教会やお城はその時の贅を尽くした豪華絢爛が
美しいとされたのではないかしら・・・
それにどのくらい豪華であるかというのは権力の象徴だったのかも。

目のことではご心配かけました。
まだ少し違和感がたまにありますが、ほぼ正常になったかな。
無理せずボチボチと復活します。
by tawrajyennu | 2010-10-13 15:54 | 海外旅行プラハ | Comments(18)

大阪の中心地から電車で30分もかからないところに住んでいますが、周りは何故か田んぼに畑・・・・『トカイナカ』都会に近い田舎に住むタワラジェンヌな私の日常を綴っています。


by tawrajyennu
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30