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おはなし茶論

今年最後のおはなし会がありました。
『おはなし茶論』といいます。
大先輩がたが主催するおはなし会で、今回で38回目になるそうです。
たぶん・・・ですが、1年に1回だと思うので
38年間続いているってことかな?!

お話の世界に首を突っ込んで6年になるのですが、
今まで、聞きに行ったことがありませんでした。
暮れ近いし、日曜日まるまる1日だしね。
でも、今年は思い切って行くことにしました。
ほんと、皆さんのお話を気軽に聴きに行くつもりで・・・

ところが、語る立場に!
若輩者の私が、いいんだろうか?と自問しましたが
こういうところで語るのも良い経験だと思い、
思い切って語ることにしました。
今まではいわば身内の中でしか語ったことがありませんでした。
この『おはなし茶論』では、色々なお話会に所属している方々が
語るので、とても、勉強にもなると思ったのです。

当日まで、プログラムが分からないという行ってみてのお楽しみな会でした。
で、プログラムを貰ってまずは順番確認したところ、
な、な、なんと先輩が詩を語ったあと、すぐの2番目でした。

先輩の緊張が移ったのか、始まる前からまたまた心臓がドキドキしてしまいました。
語り始めはよかったのですが・・・・またしても途中で止まってしまいました。
『え~?なんでこんなところで止まるん?』
一瞬の沈黙の後、胸を一撫でしたところ、思い出しました。
(あ~よかった)
その後は順調に最後まで語ることが出来、ほっとしました。
語ったのは、もちろん『赤い目のドラゴン』です。



おはなし茶論_c0149408_08573630.jpg



この日のプログラムは・・・・・

   詩 妖精にさらわれた男の子(同名本 より)
   1 赤い目のドラゴン(同名絵本)
   2 おんば皮 (子どもに語る日本の昔話 より)
   3 鉄のストーブ(語るためのグリム童話  鉄のハンスより)
   4 ノロウエイの黒牛
   5 十二支のはなし (かたれ やまんば より)
   6 マンガスと七にんのじいさん (子どもに語るモンゴルの昔話 より)
   7 てきぱきシアンシアンのむこえらび (子どもに語る中国の昔話 より)
   8 棟の木飾り (年取ったばあやのお話かご ファージョン より)
   9 ヘレン (みがけばひかる 石井桃子 より)
  10 黒いさくらんぼ (子どもに語る昔話2 小澤俊夫 より)
  11 炭焼長者 (同名絵本)
  13 月を射る (おはなしのろうそく27 より)
  14 ハンマンと悪魔 (アフリカの民話)
  15 べんきょうすいとり神 (同名本)
  16 せんとくの金
  17 姉いもと 
  18 がみがみシアールと少年 (ムギと王さま ファージョン より)

1日でこれだけたくさんのお話を聴きました。
知っているお話もあれば、初めて聴くお話もあります。
同じお話でも、語る人が違うとまた違った感じになるのですね。
お話の捉え方、語り方、聴く側の捉え方によるのだと思います。

1年の締めくくりにこうした会に出ることが出来て、とても充実した1日となりました。


Commented by kinnnikumans at 2014-12-26 15:06
タワラジェンヌさんこんにちは
無事に終えられて、お疲れ様でした。
茶論でサロンと読むのでしょうか?!
38年といえば自分が産まれる1年まえ!?と思うと
長く続いているお話会なのですね。

赤い目のドラゴン、そう!もう!この絵本を
読もうといいながら年末になってしまいました。
お話を見せて頂いて、このタイトル知っている!というのが
なかったのですが(恥)
タイトルだけでも あ、ちょっと気になるなぁと
惹きつけられるものがあります。

今北原白秋の詩を読んでいます。
本はちょっとカビ臭いのですが^^;
Commented by 小父さん at 2014-12-26 15:34 x
こんにちは
いつになく自分のことのような気分で読ませていただきました。

というのは、1月の中旬に私も高齢者大学での発表が当たっているのです。
それで、自分で作った動画を映し出し適当に説明を加えるつもりでした。
それで昨日は自分のデスクトップを車に積んでコミュニセンターにあるプロジェクターに繋がるかのテスト
に行ったのですが、ダメでした(笑)
それから今度は最寄りの家電屋さんに行ってコネクターを調べに行ったり、PCの型番?はと聞かれて
また戻って、電話で問い合わせたところコネクターは存在しない!ということでガッカリ。
それまでにも説明原稿も作っていたのに・・・と参っていました。

さてスクリーンに映し出せないなら何をやろうかと今思案しているところでした。

やっぱり発表の基本はお話ですよね。
動画を見せて唸らせるより、自分の口と間合い、トーンで伝達するのが基本です。

『おはなしサロン』転じて茶論ですか(笑)
男性の語り手はいますか?
いやー38年間続いている中で6年生の方が二番バッターだとは。
たぶん、前の発表の実績からの抜擢ですね!

>『え~?なんでこんなところで止まるん?』

高齢者大学にもインテリ派や身を持っての体験派などいろんな話上手がいます。
先輩がよく繰り返して言われるのは、「三かく」です。
それは「汗をかく」「物を書く」「恥をかく」・・・老化防止にも繋がるらしいです。
タワラジェンヌさんのこの記事を読んで、得意技ではなくってひとつ恥をかいてみようか!と今思いました(笑)
私も『こんなところで止まるん?』の経験がいくつもありますよ。
ありがとうございました。
Commented by はちきんいじー at 2014-12-27 12:17 x
私までドキドキしてしまいました。
人前で話すのは苦手です。
特に英語になってからは、、、頭が真っ白になると、、何も浮かんで来ず逃げ場も見つけられません。

素敵な集まりですね。
絵本を読み聞かせるのは 好きなんですよ 私、、。

毎回見せていただく お料理教室、、、いいですね
こういった料理、、、そして テーブルセッティングも学べるって、、、。

湯布院は帰国した時に行ったんですよ

友人がそこに別荘をもっており 遊びに行ったんですが
庭にできた温泉に雪の夜入ったことでした。
Commented by tawrajyennu at 2014-12-30 11:32
★ジャックちゃん
こんにちは!
これで、今年のお話の活動はジ・エンドでした。
無事に終わってほっとしました。
そうそう、『茶論』と書いて『サロン』と読みます。
凄いですよね~ひとつのことを10年続けるのだって
大変なのに、38年ですものね。
この先輩はとても尊敬できる先輩なのですよ。

『赤い目のドラゴン』是非一度読んでみてね。
私も今回のお話会では、知っている話は少なかったです。
こういうお話会の良いところは、自分では選ばないだろうなと
いうお話を聴けることだと思います。
ジャックちゃんが惹きつけられたというのは
どのお話かしら?

北原白秋の詩集を読んでいるのですか?
私は詩が昔から苦手なのですが、
お話会に入って詩と触れる機会が増え、
詩って良いものだなと思うようになりました。
Commented by tawrajyennu at 2014-12-30 11:43
★小父さん
こんにちは!
年明け早々に、高齢者大学で発表があるのですね。
何について発表されるのでしょう?
発表というと、原稿を聞いている人に分かりやすく
まとめるのが大変でしょうね。
え~デスクトップのPCを持って行かれたのですか?
それなのに、繋がらなかったとは!
残念でしたね。
でも、やはりお話が基本で、画像は補助的なものなのだと思います。
まだ2週間以上あります、頑張って練習して下さいね。

お話会・・・男性の方は少ないのですよ。
私の所属している会にはお2人いましたが
お2人ともご病気と高齢(お1人は80歳)で
1人は休会、1人は退会してしまいました。
他の会でも1人いるかいないかでしょう。
男性の方の語りも雰囲気が違って良いんですけど、残念なことです。

>汗をかく」「物を書く」「恥をかく」

『三かく』ですか・・・・老化防止に繋がるなら大いに『三かく』しなくては!!ですね(笑)
良いことを教えて頂きました、ありがとうございます。
お互いに頑張りましょう。
Commented by tawrajyennu at 2014-12-30 11:48
★イジーさん
こんにちは!
ドキドキが移ってしまいましたか?(笑)
ドキドキって伝染するんですよね~
私の前に詩を読んだ先輩は、ベテランなのですが
ドキドキしてきたとその方が言った途端
私までドキドキしてきました。
長いこと英語を話していても、人前で話すとなると、言葉が出なくなったりするんでしょうね。

イジーさん、お子さんたちにもお孫さんたちにも
きっと小さい時はたくさんの絵本を読んであげたんでしょうね。
子どもさんたちに対する愛情をいつも感じるので
きっとそうなんだろうなって思っていました。

お料理教室は、すぐに役立つお料理が多いので助かっています。
マンネリ化した食卓が時に変化が現れてよいものです。
でも、テーブルセッティングはなかなか真似できません。

湯布院に別荘ですか・・・凄いですね~
しかも庭に温泉だなんて・・・私もそんな友達できないかなあ(笑)
by tawrajyennu | 2014-12-25 18:21 | 子どもと本 | Comments(6)

大阪の中心地から電車で30分もかからないところに住んでいますが、周りは何故か田んぼに畑・・・・『トカイナカ』都会に近い田舎に住むタワラジェンヌな私の日常を綴っています。


by tawrajyennu
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