大人の遠足
2015年 07月 22日
今年初のせみの声を聞いたその暑い日に京都までお出かけしてきました。
今月のお料理教室は、お休みにして外へ出て
美味しいものを食べようということに。
eve先生お勧めのお店へ蕎麦会席を食べに行ってきました。
行ったお店は、東山今熊野にある「澤正」さん
このお店、明治42年創業で、「そばぼうろ」の考案者&
商標登録を持つ、澤正さんの三代目が始めた蕎麦会席のお店。
貿易商の迎賓館だったところを譲り受けて始められたそう。
この迎賓館だところは、剣神社の前の橋を渡っていくとあるのですが
伊勢神宮の20年に一度の式年遷宮の時の材木を譲り受けた
杉や檜が使われているのだとか・・・・
私たちは、入ってすぐの右手にある昭和レトロな洋室に通されました。
流行った建築様式で建てられています。
ここのご主人である三代目さんは、もともとサラリーマンをされていたそう。
で、ここを継ぐことになった時、そば菓子だけでなく何か出来ないかと考え
そばを取り入れた蕎麦会席をすることにしたそうです。
お料理はすべて創作料理とのこと。
地元京都山科の朝採り野菜をふんだんに取り入れたその蕎麦会席は
まず八寸から
一番上の青い器に入ったものから時計回りに、
えびす南瓜の冷たい和スープ・トマトとパプリカの甘酢
とうもろこし○○のお焼き
山科唐辛子・山科茄子のお浸し・茗荷の甘酢とオクラの白和え
そして真ん中の白っぽいのが蕎麦パンのカナッペ
その下の茶色いのが夏野菜の蕎麦衣揚げ
次が冷鉢 糸瓜・焼き茄子・トマト・豚肉の蕎麦餡仕立て叩きオクラ掛け
ヴィネグリットソースがけ
パリッとやいたガレットにグリルした野菜を乗せ
ソースを掛けて頂きました。
ここで、本来のお蕎麦登場です。
北海道産の蕎麦粉を使って店主自ら毎朝蕎麦を打つそうです。
まずは、お塩をつけて食べてくださいとのこと・・・
スリランカ産の岩塩で頂きました。これまたさっぱりとして美味しい。
次にそばつゆで・・・・
食べ終わった後は、そばつゆを蕎麦湯で割って頂きました。
お蕎麦が出てきたところで、そばがきを店主のご好意で出した頂きました。
最初は練ったものを、その後軽く焦げ目がつくように焙ったものを。
砂糖醤油をつけて・・・
お蕎麦を頂いたと思ったら、今度は蕎麦ご飯の和出汁カレーが
出てきました。
ちょっとご飯も頂きたいと思っているところへ、こうして少しだけ
出してくれると嬉しいですね。
最後はデザート・・・・
そばの梅酒餅とそば短冊。
餅の中に、ほんのり梅酒の香りのする餡が入っていました。
そば短冊には、季節ごとの絵がはいるそうなのですが
この季節は、祇園祭りの山車の印が・・・
ゆっくりと2時間かけていただいた創作・蕎麦会席
色々と出てきましたが、お野菜が中心なので、お腹が一杯で
どうしようもない・・・ということはありませんでした。
お品書きには、その日使われたお野菜が記されていましたので
数えてみたら、なんと19種類ものお野菜が使われていました。
器も、どれも素敵でしょう
地元泉涌寺周辺の窯元で焼かれた清水焼だそう。
お料理はもちろんですけど、器も楽しめました。
お料理教室、お休みにしてたまにはこんな大人の遠足も良いですね。
素敵なおもてなしのlunch会でしたねぇ~💛(*´▽`*)
それにしても…後もう少し長滞在しておりましたら…!!
tawrajyennuさんともすれ違えたかも??残念です…(/ω\)
夏場の暑さでヘロヘロになってしまう食欲ですが、こうしてきちんと綺麗に作っていただくと美味しく頂戴できますねぇ~♫
とても穏やかなご主人様のおもてなし、ちょっと訪ねてみたくなります!!
素晴らしいお店のご紹介、どうもありがとォございます💛
大人の遠足と謳われているので弁当でも持ってどこかを歩かれたのかと思いきや・・・
「澤正」さんの動画を拝見してびっくり!!!
これって美術館の中で食事されたみたいじゃーないですか!
メニューのどれもこれもが目で楽しめる逸品ぞろい。
何だか口に入れるのも勿体ないかんじです(笑)
料理の写真も自分で撮られたんですね。
素晴らしいです。
ことに最後のデザートはお見事ですね。
いやー、私も大人の遠足 ならぬ、後期高齢者の遠足でいいから参加したいです(笑)
写真に点線で縁取りされているのはどんなソフトを使うんですか?
なんだか、満ち足りた雰囲気になりました。
福井は大根おろしで食べるおろしそばが定番です。
そば以外のものでお腹を膨らませるなんて邪道^^;
でも お蕎麦でこんな懐石ができるんですねー
庶民の味のお蕎麦がこんなにおめかしできるなんて
凄いですねー
こんな遠足ならいつでもオーケー🆗(^◇^)
北陸新幹線開通で京都へ直行できないのが不便、でも そばを求めて、乗り換えの旅も楽しいかな~。
お元気で日々のお便り発信してくださいね(。冨山・剱岳の麓より)
お元気で、日々のお便り楽しみにしています。
こんにちは!
本当ですね~少し日がずれていたらどこかで
すれ違っていたかもしれませんね。
はい、お料理の先生に連れていって頂いたのですが、
お店の佇まいも素敵だし、何より蕎麦会席が
素晴らしかったです。
お料理というのは、味はもちろんですけど
目で見るというのが、重要ですよね。
その点、こちらのお料理は両方が満点でした。
会席のほかに、単品もありますが、ここへ行ったら
やはり、蕎麦会席を頂かないと!!
次回京都へいらっしゃる機会がありましたら
是非、いらしてみて下さいね。
こんばんは!
アハハハ、こんなに暑くてはお弁当持って、遠足に行く気にもなりません(笑)
素晴らしいでしょう?この建物。
ホント、ホント、美術館みたいですよね。
ここでは、時々店主の気に入ったものの
展示会のようなものも開いているよう。
私たちが行った時は、江戸切子のガラス器を
展示していました。
メニューも色彩が豊富で目で楽しめますね。
はい、お料理の写真は全部自分で撮りました。
素晴らしいですか?
写真褒められたの、初めてです。
デザートの写真が特に良いですか?
とっても嬉しいです。
え~?小父さんはまだ高貴高齢者じゃないでしょ?
小父さんとpinkyさん、ハイジさんで
大人の遠足したら、楽しいでしょうね。
写真は、photoscapeというソフトを使っています。
こんばんは!
福井はおろしそばが定番なのですね。
私もたまにおろしそばを食べますが
ざるか、長芋のすりおろしと一緒に
食べることが多いです。
まあ、お蕎麦以外でお腹を膨らませるのはそば好きとしては邪道なのですね。
でも、この蕎麦懐石を実際に食べたら、考えが変わるかも・・・ですよ。
こんばんは♪そして初めまして・・・
楽しく観てくださっているとのこと、とても嬉しく思います。
お蕎麦がお好きなのですね。
シンプルにざる蕎麦で頂くのももちろん美味しいですけど
こんな風に洋と和のテイストを取り入れた懐石も良いものですよ。
是非お仲間といらしてみて下さい。
北陸新幹線開通で京都へ直行できなくなっているのですか?
私は今年金沢・富山の旅を計画しているのですが、
それは知りませんでした。
これからも色々なことを綴っていきたいと思っていますので
これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。
tamaenmaさんは、ブログはしていらっしゃらないのでしょうか?
もし、していらっしゃるならまた教えて下さいね。
わぁ・・・本当に大人の遠足というタイトルが
ピッタリですね。
年齢的には充分大人ですが(笑)
こんな遠足が似合う大人になっていきたいです。
私、そば懐石も初めて聞いたのですが
何よりびっくりだったのが
おそばに塩をつけて食べる事です。
イメージしてみたのですが未知の世界すぎて
想像できませんでした!!
さっぱりしているのですね(^^) へ~~~♪
中華麺のように見えるおそばにもびっくりしましたが、
器もお料理にぴったりですね。
丁寧に作られたお料理の数々、
知らない食べ方や食べ物が沢山あるんだなぁと
改めて感じました。
いつか塩をつけて食べるお蕎麦、食べてみたいです!
こんにちは!
大人・・・というか熟年の遠足かな。
子育て中は忙しくて、こんなことできませんでしたけど
子育てが終わった今だからこそ、こうしたゆったりと
した時間が楽しめるのだと思います。
私もそば懐石なるものを頂いたのは、初めてですよ。
お塩をつけて食べるのも初めてでしたけど、美味しかったです。
私はお豆腐も時々お塩で食べるのですが、今回のお蕎麦もですけど
よいお塩(たとえばゲランドの塩とか、美味しい岩塩ね)で
食べないと美味しさが引き出せないかも。
器も素晴らしいでしょう?
お料理って器一つで変わりますよね。
丁寧に作られたお料理をゆっくり味わう・・・
大人の遠足ならではでした。
わぁ~、なんて素敵なお屋敷なんでしょう。
そして、洗練された上品なお料理や器たちに見惚れてしまいました。
流石、いつもセンスのいいお料理教室を催されている先生のお薦めのお店だけありますね。
そばぼうろの考案者は京都の方だったのですね。
お蕎麦といえば関東のイメージですが、京都でも愛されているのですね。
このお店、いつか行ってみたいものです。
こちらにもコメントありがとうございます。
こちら、昔貿易商だったかたの迎賓館だったのだとか・・・
もともとお客様をお迎えするためのお屋敷だったのですから
素晴らしいのも頷けますよね。
そして、店主の方は、あちこち色々なところへ
食べ歩きされたとか・・・
そうして、目と口を肥やしていったのでしょう。
そうなんですよ~そばぼうろはこのお店の初代の方が
考案されたそうです。
今でも、お菓子はすべて手作りされているんですって。
pinkyさんが京都へ来られる時は、是非一緒に
行きたいですね。
小父さんにも声かけちゃおうかな(笑)
こんにちは!
本当に、こちら建物ばかりでなく家具も素敵ですよね。
そして、私たちが通された部屋の窓のガラスが
またアンティークなのですよ。
今のガラスと違ってひずみがあるんです。
器も京都の清水焼だそうですけど、素晴らしかったです。
そうですね~やはり京都らしく出汁の効いた薄味でした。
こんにちは!
たまにはこうした大人の遠足もよいものですよね。
夫には、申し訳ないけど気の置けない友達と
美味しいものを食べるのは、至福の時です。
お料理だけでなく、器も素敵で目の保養に
なりましたよ。