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メルヘン街道を行く⑮ベルリン

メルヘン街道を行く旅も10日目になりました。
ここからは、メルヘン街道を外れて、ベルリンへ・・・・
ここには、2年前から父方の従兄弟が住んでいたからです。
長くフランクフルトで日本人学校に勤め、ドイツの永住権を持っていた従兄弟。
定年退職したら、日本に住むと言っていたのですが、子どもさんが
ベルリンにいた事もあり、知人もドイツ人が多いことから
結局日本には帰らず、息子さんが住んでいるベルリンに引越ししたのでした。
一昨年、ベネルクス三国を旅した帰り、フランクフルトから帰る予定だったので
連絡を取ったところ、想いがけず住んでいた家が早く売れてしまい、
私たちが行く頃は、既にベルリンに越していたのです。
又、会おうねと言っていたので、今回ドイツ旅行に行くのでメールを送ったのに、
なかなか連絡が来ず・・・・心配していたところ、
半年余り前に、旅行中に急逝していたことがわかりました。
従兄弟は亡くなってしまっていましたが、従兄弟を偲ぶ意味で
当初の予定通り、ベルリンに行くことにしたのでした。

さて、最初の計画では、ハノーファーからブレーメンにより
夕方遅くにベルリンに入る予定でしたが、予定変更して
既にブレーメンは寄ってしまっていたので、朝からベルリンへ。

まずは、荷物を駅に預けて、ゲメールデガレリー・絵画館へ行きました。
絵画館は、図書館や美術館、博物館など、公共の文化施設が集められている
「BERLIN KULTURFORUM」の中にあります。
ここには、フェルメールをはじめ、レンブラント、ラファエロ、ルーベンス
ボッチチェリなどの絵が展示されています。

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フェルメールは、今大阪で展覧会が開かれていますが、そのうちの1枚
「真珠の首飾りの女」はここにあります。
ここでは、フラッシュさえ使わなければ撮影は可能でした。
女性の着ている毛皮の縁のついた黄色の上着は、「手紙を書く女」や
「婦人と召使」などいくつかの作品に登場しているもので、
フェルメールの死後に作成された財産目録にはこの上着に該当すると思われる
「白の縁取りのついた黄色のサテンのコート」が記されているそうですよ。

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もう1枚は、「ワイングラス」という作品です。
室内の男女、ワインを飲む女性というテーマは明らかに
男性から女性への誘惑を意味しているのだそうです。

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こちらは、ボッティチェリの作品「ヴィーナス」
彼の代表作「ヴィーナスの誕生」と同じポーズで描かれています。

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これもボッティチェリの作品で「歌う天使と聖母子」

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こちらは、ラファエロの「テルヌオーヴァの聖母」

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この他、ルーベンスの作品

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レンブラントの作品など

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多数の見所のある作品が展示されていましたが、
平日だったこともあり、館内は人も少なく、ゆったりと
好きなだけ見ることが出来ました。

絵画館と同じ敷地には、ベルリンフィルが本拠地にしている
専用のコンサートホール「Berliner Philharmonie」があります。

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せっかくベルリンに来たのだから、このホールでの演奏を聴いてみたかったのですが
この時期は、オーケストラは夏休みに入ってしまい、公演がないんです。
う~ん、時期を間違えたかな・・・・残念です。
分かってたんですけどね。

さて、午後3時を過ぎたので、宿泊するアパートメントに向かいました。
場所はブランデンブルグ門のすぐ傍で、建物のすぐ隣は、
ホロコースト記念碑のある所でした。

どんなアパートかは、又別の機会にご紹介することにしますね。
荷物を置いて、一休みしたあと、すぐ隣のホロコースト記念碑を見に行きました。
1万9073㎡の敷地に2711基の直方体の石が置かれていて、
それぞれの石は縦横の長さは一緒で、高さが違っています。
地下には情報センターがあって強制収容所で亡くなった人たちの身元が
展示されているそう。

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この後は、ブランデンブルグ門へ。
ベルリンにあった18の市門の1つで現存する唯一の門です。
この門は、東ベルリン側にあったため、西ベルリンからは近づくことが出来ず、
門の裏面しか眺められなかったとか・・・・
門の上には、4頭立ての馬車に乗った勝利の女神ヴィクトリアの彫像がありました。
私たちが行った日から帰る日まで、この門の中の広場(?)で
ロックコンサートがあり、門をくぐることが出来ず、残念!
ベルリンの壁の崩壊の時は、真っ先にこの門の前の壁が崩されたそうです。

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この門を見た後は、ぐるりと周ってドイツ連邦議会議事堂へ行きました。
この議事堂のある辺りから西は、200haもある大きな森、ティーア・ガルテンで
広大な公園になっていて、プロイセン王家の狩り場だったそう。

連邦会議議事堂にはガラスドームの屋根をらせん状に登っていく通路があり
予約すると見学出来るのですが、私たちがベルリンに行く予定の日は
既に予約で一杯でした。
真ん中の丸く見えるところがドームです。

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この後は、近くのスーパーに行き、夕食の買出しに・・・
夫が、ステーキを食べたいというので、お肉屋さんで
ちょっと霜降りの入った肉をステーキ用に切ってほしいと頼んだら、
おばちゃんが、ステーキならこっちの赤身の肉だと譲らないのです。
なので、騙されたと思って、その赤身の肉を買って帰りました。
でも、赤身なのに、柔らかく、お肉の味がちゃんとして美味しかったんです。
では、あの霜降りの肉は、ドイツでは、どんな料理に使うのか・・・疑問でした。





Commented by ree at 2019-03-09 04:11 x
こんな風に有名な絵画の数々をゆっくり見れたっていいですね~。

そうですか・・・お会いする事が出来なかったのですね。
でもタワラジェンヌさんがベルリンにいらしてる事、お空から温かく見守っていらしたでしょうね~。

タワラジェンヌさん、ドイツ語を話されるのですか?
Commented by tawrajyennu at 2019-03-09 16:18
★reeさん
こんにちは♪

今、日本ではフェルメール展をしていますが、たくさんの人で賑わっているようです。
こんな風に、有名な絵を心行くまでゆっくり見られるのは、贅沢な時間ですよね。

前回行った時に、無理してでもベルリンを訪ねるんだったなと後悔してしまいました。

いやいや、ドイツ語挨拶しかわかりません。
ほとんど英語です。
Commented by nobukoueda at 2019-03-09 23:38
ベルリンなつかしいです。
このホロコースト記念碑は印象深く、たくさんの版画にしました。この間を歩いていると棺の間にいるような感じにもなりましたね。
 ブランデンブルグ門は行ったときは工事していて、まぁ、その昔にもみたからいいかと・・
 ベルリンは案外ほかの所よりも物価は安くて、昔よりずいぶんきれいになって住みやすいと感じました。
もっと、ドイツのこといろいろはなしたかったです。
Commented by milletti_naoko at 2019-03-10 06:18
現代のベルリンの様子、興味深いです。やはりいろいろな歴史の跡が残り、
それを大切にしているのですね。オーケストラもちゃんと夏休みを取る、
ヨーロッパはそういうところが、観光のときに演奏が聴けないのは残念ですが、
いいなと思います。

大学の頃に教えてくれたドイツ人の先生から、当時ベルリンの壁を挟んで、
東と西の間には、どういう障壁があったか、そして、どれだけ二つのドイツが
隔たれているかについて、詳しく話されていました。懐かしいです。
Commented by tawrajyennu at 2019-03-10 18:03
★nobukoさん
こんにちは♪

ベルリンも行かれたことがあるんですね。
ホロコースト記念碑は本当にアパートのすぐ隣にありました。
そうそう、棺のように私も感じました。

ベルリンは初めての訪問でした。
物価が他のところより安いんですね。
2泊しかしなかったので、あまり感じませんでした。
本当ですね~もっとゆっくりとドイツなど色々話がしたかったですね。
又お会いしましょう!!
Commented by tawrajyennu at 2019-03-12 08:45
★naokoさん
おはようございます。
お返事が遅くなってすみません。

私は、現代のベルリンしか知りませんが、夫は、壁崩壊直後のベルリンを仕事で訪れています。
その時に、壁の一部を持って帰っていて、未だに我が家にあります。
同じ国でありながら、東西に分けられてしまった人々の暮らしが
どのように激変したのか・・・・
それを大学の時にお聞きになったのですね。
実際に経験された方からお聞きするのは、臨場感があったことでしょう。

そうなんですよ~オーケストラも夏休みをちゃんと
取るんですよね。
新シーズンは8月末か9月からということになるそうです。
休む時は、きちんと休む・・・これ、日本人も見習ってほしいと思います。
Commented by ベル子 at 2019-03-13 10:35 x
こちらからも
ベルリン、行ったことがないです。ドイツも広いですもんね~。でも泊まる場所がアパートメントって、それもすごいです。やはり英語くらい喋れないとダメですね。自慢じゃありませんがドイツ語は読み方さえも分かりません!!(笑)
主人と英語は喋るようになろうねと言ってますが、じゃどうやって勉強する?スピードラーニング?と言いながら結局やらないんですよ(笑)弟の奥さんからは「オネーサン、ダイジョーブ。アメリカクレバシャベレルヨ。」と・・・ほんまかいな。
でも海外で美術館に行けるっていいですよね。私もフェルメールやレンブラント好きです。距離的に京都・大阪くらいまでで巡回展がある時は見に行きますが、すごい人ですもんね~。
霜降り肉、どうやって食べるのか?私も知りたいです(笑)
Commented by tawrajyennu at 2019-03-14 09:16
★ベル子さん
こちらのもコメントをありがとうございました。

そう、ドイツって広いですね。
今回3回目だったのですが、まだまだ行ってないところが
たくさんです。
以前は、ホテルばかりだったのですが、外食も飽きますしね。
今回は今流行りのairbnb(いわゆる民泊)とアパートメントを
利用しました。
私も英語が堪能なわけじゃないですが、何かトラブルがあった時、
自分で対処しないといけないので、それが無いように祈るばかりでした(笑)
私もドイツ語はさっぱりです。
挨拶くらいかな・・・・
今や、ネットで検索するとたくさんの語学勉強サイトが出てくるし
youtubuでも色々ありますね。
海外に出ても、周りにいる日本人とばかりお付き合いしている人は、
上達しないらしいですよ。
言葉って度胸かなと思うことも。
間違いを気にせず、伝えたい事を一生懸命に言うというのが
大事かなと思ったりもします。
日本人は、どうしても文法を気にして、間違えたらどうしよう・・・
とばかり考えてしまうのが悪い癖かもしれませんね。
日本に来る絵画を見るのも良いですが、とても混雑しますね。
海外だと本当にゆっくり心行くまで鑑賞できるのがよいと思います。

霜降り肉、どうやって食べるんでしょうね?
お勧めの赤身の肉のようなステーキ肉、日本ではないような・・・・
Commented by monika914 at 2019-03-17 06:20
帰国中、フェルメール展に行きたかったのですがチャンスがありませんでした。

従兄弟さま、お悔みもうしあげます。
ドイツに住む日本人の友人の中でも子供が居ない方は老後は日本で暮らすと言ってる人がいます。
でも私のようにドイツに子供がいると、やはりドイツで老後も暮らすのが当たり前に思います。

牛の霜降り肉は煮込み用だったんだと思います。
ステーキだと やはりフィレ肉かHüfte(ランプ)が一般的です。
Commented by tawrajyennu at 2019-03-18 21:50
★もに香さん
こんばんは♪

フェルメール展、残念でしたね。

従兄弟のこと、ありがとうございます。
従兄弟は、定年後は日本でと思い、色々日本での生活を
思い描いていたようですが、もう何十年と日本に帰っていないと、
友人知人との付き合いも途絶え、結局子どもさんのいる
ベルリンでの生活を選んだようです。
それも、たったの4ヶ月でこんなことになってしまい、残念でなりません。

牛の霜降り肉は、煮込み用なのですか?
では、ビーフシチューなどは霜降り肉でするのですね。
勧められた赤身の肉は、本当に美味しく頂きました。
by tawrajyennu | 2019-03-08 16:19 | 海外旅行ドイツ② | Comments(10)

大阪の中心地から電車で30分もかからないところに住んでいますが、周りは何故か田んぼに畑・・・・『トカイナカ』都会に近い田舎に住むタワラジェンヌな私の日常を綴っています。


by tawrajyennu
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