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メルヘン街道を行く⑳エアフルト

ヴァイマールの街を見た後は、エアフルトへ。
エアフルトは、テューリンゲン州の州都で、街が出来たのは、なんと742年。
古来から通商の街として大変な繁栄を誇っていました。
中世には交易の他に大青(染料)の生産でも大きな利益を得ていたそうです。

駅から、フィッシュマルクト広場を通り、ドーム広場を目指しました。
このドーム広場は広さがなんと、2万㎡もある大広場なんです。

この広場沿いに大聖堂が建っています。
大聖堂は742年に宣教師ボニファティウスによって設立された
礼拝堂が基礎となり、12世紀にはロマネスク様式の教会に・・・
ゴシック様式になったのは、14世紀の頃で、見所はその頃に作られた
ステンドグラスや12世紀に作られたというドイツ最古の金属製立象である
ヴォルフラム燭台、16世紀にルーカス・クラーナハによって描かれた
聖母マリアの版画など、多数あります。

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14世紀のステンドグラス

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ヴォルフラム燭台

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聖母マリアの版画

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この大聖堂のすぐお隣に建っているのが、聖セヴェリ教会
右側にある三本の塔のあるのがその教会です。
二つの建物の間には大階段がありました。

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聖セヴェリ教会は、9世紀にマインツ大司教が聖セヴェリの遺骨を
ここにあったベネディクト派の修道院に移したのが始まりとされています。
大聖堂に比べて外観は質素な感じですが、装飾のとても綺麗な
パイプオルガンがありました。

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アップで・・・・

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教会を出たあとは、フィッシュマルクト広場にある市庁舎へ行きました。
フィッシュマルクト広場には、大青(染料)で財を成した人の
ギルドハウスが立ち並んでいるのですが、うっかり写真を撮り損ねてしまいました。

こちらが1870~1874年に建てられたネオ・ゴシック様式の市庁舎です。
中に入って「祝祭の間」を見学することができます。

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こちらは入り口の奥から上がっていく階段です。
階段や通路に書かれた絵は、ゲーテの「ファウスト」や
ワーグナーのオペラ「タンホイザー」に出てくるシーンを題材にした
絵が描かれています。

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こちらは「祝祭の間」
壁の周りには、742年からのエアフルトの歴史を描いた絵が飾られていました。

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さて、この街に来たならば、是非ここを訪れなければ・・・
それは、ゲラ川にかかるクレーマー橋です。
橋の上に住居が建っているんです。
橋の上に・・・と言って思い出すのが、フィレンツェのポンテ・ヴェッキオですね。
が、この橋は、現存する橋の中では、ヨーロッパ最古で最長のものだそうですよ。
1156年に初めて橋の上に2軒の雑貨やさんができ、1472年~1486年に
かけて、住居として木組みの家が62軒でき、橋の幅も19mから26mに。
何回かの火災にあい、1325年には木造の橋から石橋になったそうですが
18世紀にも大火災があり、住居は32軒に減ってしまったそうです。
こういう橋は、アルプス以北ではここ以外には例がないそうですよ。

こうして見ていると、とても橋の上とは思えませんね。
橋の上の店舗は、4軒以外、今は市の管理となっているそうです。

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川のほうから見ると・・・・

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19世紀までは、橋の西側にベネディクト派の教会があったそうですが
現在は、東側にエギーディアン教会が残っていて、その塔に登ることができます。
塔の上から見た橋の上の様子です。

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こちらは街の様子。

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遠くに大聖堂と聖セヴェリ教会が見えますね。

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Commented by nobukoueda at 2019-07-14 16:57
天に上るようなゴシック建築、二つの教会のを結ぶ階段はめずらしいですね。
 店舗が並ぶ橋、面白いですね。
屋根の色が同じで街が美しい、でも必ず大きな樹木があり緑と茶色で街波がきれいですね。
 またドイツンにいきたくなりましたね。
Commented by ciao66 at 2019-07-14 19:36
教会めぐりが面白そうなところですね♪
 通過しただけで残念だったエアフルトの様子がお陰様でよく判りました。
 珍しいアプローチをする大聖堂への大階段が迫力ありますし、ステンドグラスがとても長さが有って立派だと感心しました。
 そして、エギーディアン教会の塔の上からの眺めも橋の上の街並みがよく見えて素晴らしい。
橋の上に並ぶ家からの眺めはよさそうですが、冬は川風が当たって冷たいかと、余計な心配も・・・。
川にまで家がはみ出したのは、城壁に囲まれて街が狭かったせいでしょうね。
Commented by ree at 2019-07-16 02:25 x
前にも書いたと思いますが、我が家はプロテスタントなので、カソリックの教会にはお呼ばれとボーイスカウトで行く事以外ないんです。
カソリックの教会はゴージャスですよね~。
Commented by tawrajyennu at 2019-07-17 09:05
★nobukoさん
こちらにもコメントをありがとうございます。

こちらの大聖堂もそして教会も意外に質素な感じを受けました。
店舗が橋の上にあるということでは、イタリアの
フィレンツェのポンテ・ヴェッキオが有名ですが、
こちらもなかなかでしたよ。
ヨーロッパの街並みが美しいのは、屋根の色や壁の色が
統一され、また電線や洗濯物が見えないからですね。
(このことは、https://tawarajyen.exblog.jp/9851801/に書いています。)
ドイツは、何回行ってもまた行きたくなりますね。
Commented by tawrajyennu at 2019-07-17 09:11
★ciao66さん
おはようございます。

私は最初、この街へ行くつもりはなかったのですが、
夫が行きたいと・・・・でも、行ってよかったです。
この大階段が良いですよね~しばらく座っていたくなります。
エギーディアン教会の塔からの眺めは、とても素晴らしかったです。
やっぱり、塔があったら上らなくてはね(笑)
街の様子全体が眺められてよいなと思います。
何故橋の上にまで家ができたのか・・・
それは、かつて人口が増加して、旧市街で土地不足になり
橋の上にまで住居を建てる許可をだしたからだとか・・・
城壁で囲まれていたからでしょうね。
Commented by tawrajyennu at 2019-07-17 09:15
★reeさん
おはようございます。

そうでしたね~reeさんの所はプロテスタントでしたね。
カトリックは、確かに豪華な作りのところが多いですね。
Commented by misa at 2019-07-17 20:39 x
こんばんは。
コメントありがとうございます。
何処の国も歴史や文化がありますが、ドイツの街並みなど珍しくて~楽しく拝見させていただくことが出来ました。
それにしても教会など流石に立派ですね。
教会の中のステンドグラス素晴らしいです!
パイプオルガンも豪華ですよね!マリアさんの版画も愛らしくて印象的です。
塔からの眺めも素晴らしく良いですね。
色々勉強させていただきました。^^
ドイツと言えば最も長い‘ライン川’くらいしか思い出せなかったです(苦笑)
Commented by tawrajyennu at 2019-07-20 11:07
★misaさん
こんにちは♪

ドイツをはじめ、ヨーロッパの国々の旧市街は
戦争で
破壊されても、こつこつと以前と変わらない姿を取り戻したりして、
素敵な街並みを残している所が多いですよね。
ここの大聖堂も、教会も外観は意外に質素ですけど、
ステンドグラスもパイプオルガンも素晴らしいものでした。
私は、どこへ行っても塔があると、出来る限り上ります。
街全体が眺めるのが好きです。
ライン川は、スイスに端を発し、ドイツ・フランスと流れ、
オランダで二手に分かれ、北海に注ぐんですよね。
全長1233kmのうち、700km近くをドイツを流れているんですって。
凄いですよね~
Commented by Neko★ at 2019-07-23 10:05 x
ステンドグラスが美しいですね。
ヨーロッパ!
また行きたいですね~♪
Commented by milletti_naoko at 2019-07-23 22:58
橋の上に並ぶ色とりどりの家がかわいらしくて風情がありますね。歴史ある長い橋が、今もこうして残っているとはすばらしい。歌で知られるアヴィニョンの橋が、途中までしかかかっていないのを見て、驚いたことを思い出しました。イタリアでも、古い橋が川に流されたり、地震で崩れたりして、そのまま建っているのを見かけることが時々あります。教会の歴史もとても興味深いです。カール大帝を扱った歴史番組で、カール大帝が異民族と戦いながらキリスト教に改宗させていった歴史が語られていたのですが、8世紀前半とは、早くからキリスト教が広まっていたんですね。
Commented by tawrajyennu at 2019-07-24 08:31
★Neko★さん
おはようございます。

ステンドグラス、細かい絵で素晴らしかったです。
ヨーロッパは歴史があるので、どこへ行っても興味のある所ばかりです。
今年は行けませんが、また来年どこかへ行きたいなあ・・・
Commented by tawrajyennu at 2019-07-24 09:04
★naokoさん
おはようございます。

この橋が見たくて、エアフルトへ行きました。
通りから見ていると、ここが橋の上だなんて、とても思えませんよね。

アヴィニョンの橋、歌では知っていても、実際の橋は見たことがありませんでした。
今、ネットで画像を探してみてみましたが、途中までしかないのですね。

市庁舎の壁の絵は、この街の歴史が描かれていて、とても興味深かったですよ。
この街の大聖堂が出来たのが、742年、カール大帝は、
その年に生まれているんですね。
by tawrajyennu | 2019-07-14 11:15 | 海外旅行ドイツ② | Comments(12)

大阪の中心地から電車で30分もかからないところに住んでいますが、周りは何故か田んぼに畑・・・・『トカイナカ』都会に近い田舎に住むタワラジェンヌな私の日常を綴っています。


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